1月2日
橋屋様、伊藤様
新年早々ご連絡ありがとうございました。
本日、正月早々に天然ナメコ汁がいただけると思い、いさんでナメコ収穫に行きましたが、まったく神隠しにあったように影も、形もなく、キノコを採ったような痕もないまったく不思議な思いです。薬勝寺池にキノコ採りの強敵が現れたのかも・・・。
話は変わりますが、昨年末より薬勝寺池でコナラの木が公園管理者によりどんどん伐採されており、これがやぐら状に積まれています。キクイムシの被害によるものと思いますがこれらから2~3年後にキノコは楽しめるものでしょうか?
2349 ハナビラタケ
2353 今年初めてのエノキタケ
_/_/_/_/_/ 四ツ木 _/_/_/_/_/
四ツ木さん
富山きのこクラブの皆様へ
植物園の橋屋です。
>薬勝寺池にキノコ採りの強敵が現れたのかも・・・。
確か、きのこ部会の方で年配の方が薬勝寺池のまわりを散歩されると聞いたことがあります。
富山の冬は湿度も高く、凍らない限りはエノキタケやナメコ、ムキタケは冬も引く続いて発生すると思います。
>キクイムシの被害によるものと思いますがこれらから2~3年後にキノコは楽しめるものでしょうか?
枯れた広葉樹を積み上げてある場所はきのこ狩の格好の場所になると思います。
春3月(富山なら月末か、4月頭頃か?)に自然発生したシイタケを採ったこともありますし、食べられないきのこなら各種の硬質菌やクヌギタケの仲間などが季節を変えていろいろ楽しめます。
木の腐朽とともに発生するきのこが変わっていく様をぜひ観察してください。
2349はハナビラニカワタケか、同じシロキクラゲ属のクロハナビラニカワタケだと思います。
昨年の11月に立山町の樹木園で観察会を行った際に、クロハナビラタケと同定されたものがあったのに標本にし忘れました。
ハナビラニカワタケやクロハナビラニカワタケは担子菌類の異担子菌綱キクラゲ目のきのこのですが、クロハナビラタケやクロムラサキハナビラタケは子のう菌類でまったく違った仲間です。
またクロハナビラタケは有毒種で、担子菌類で形の似た食用種とは、きのこを少し切り取りこの上に水酸化カリウム液を落とすとクロハナビラタケは紫色になることで見分けることができます。
似た名前があってややこしいですね。
_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/
四ツ木さん
伊藤さん
富山きのこクラブの皆様へ
新年おめでとうございます。
今年も、部会活動に、富山県きのこフロラ調査に、それに山遊びにと頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
写真のきのこはナメコで間違いないと思います。
ナメコは普通、ブナ帯で晩秋に見られるきのこですが、最近(ここ4、5年前ら)、新潟県や福井県の比較的低地(標高100m以下)にも多く見られるようです。
この原因として、私はナラ枯れがあると思います。
普通、低地にあるコナラなどが枯れた場合、ナラタケモドキやカワラタケ、カイガラタケ、ハカワラタケなどの硬質菌がよく生えますが、先ほど書いた県ではナラ枯れした立ち木にナメコが鈴なりに発生した写真をみたことがありますし、最近もこのような写真を載せたHPが出ておりました。先ほどの県では富山県より早くからナラ枯れの被害が報告されていましたので、今度富山県でもナラ枯れで枯れたコナラにナメコが鈴なりに発生しないかなあと思っています。そんな場所を見つけられましたら、ぜひこのMLで写真を発表ください。
またナラ枯れで枯れたコナラ・ミズナラには、その根元にカエンタケがよく出るように思います。こちらは猛毒きのこで、手に傷がある場合触っただけでもこの傷口が腫れるという報告もあるため、注意が必要です。
> 次のメールでヒラタケの白こぶ病について記します。
>
ヒラタケの白コブ病は、四ツ木さんや伊藤さんが書かれている通りで、この病気も温暖化のせいか?西日本から北上しているようです。
本質的に日本では生できのこを食べる習慣がないため、この病気のきのこを食べても問題はないとされていますが、精神的に拒否反応が多く、このため栽培業者の方もヒラタケからは手を引く方が多いと聞いたことがあります。
では同じヒラタケ属のウスヒラタケやエリンギーも白コブ病にかかるのか?この情報は持ち合わせていません。野外ヒラタケ以外のきのこにこの病気が見られた方がありましたらぜひお知らせください。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠_/_/_/_/_/
四ツ木さん
皆さん
あけましておめでとうございます。
ナメコにヒラタケですか…伊藤家の大晦日は、「一日中大掃除」と決まっています。
こぶの付いたヒラタケはご指摘のように、線虫におかされたものですが…食べても大丈夫だそう(…と橋屋さんはおっしゃっていた)ですが、この話を聞いて以来、伊藤家の食卓には上がってきません(^^;
不明種はコガネニカワタケと思います。(キクラゲの仲間は担子器を観るとはっきりすると橋屋さんから教わった記憶があります。)
昨年のハナイグチを解凍して調理しました。
何時か四ツ木さんから頂いたそば粉で蕎麦掻を作りました。(作り方が今一判らない、池田さん…教えて!)
ハナイグチのキッシュ(洋風茶碗蒸し) 普通はパイ生地の器に作るそうだが…伊藤家は違うらしい。そのうちブログにレシピをアップします。
_/_/_/_/_/これから宴会予定の伊藤春雄_/_/_/_/_/