この映画、DVDスルーのはずだったのが、劇場公開を望むネットの署名運動によって公開が決まった
「ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!」「ショーン・オブ・ザ・デッド」
のエドガー・ライト監督作。
原作はカナダの人気コミックでブライアン・リー・オマーリーの代表作「スコット・ピルグリム」
本編の中でもこのアニメは登場。
映画オタクで、ご本人が大の日本びいきとあって、本作では日本のアニメやゲームからインスパイアされたシーンがてんこもり!
オープニングのUNIVERSALのタイトルロゴが ゲーム仕様になって凝ってる!
ひと目惚れしたあの子とつきあうには、7人の元カレを倒すべし
「ホットファズ」同様、すごいスピードで話は展開!
あっと言う間にキスしちゃってる
童貞オタクキャラといえばこの人かジェシー・アイゼンバーグ?
主人公スコット・ピルグリムには、「JUNO/ジュノ」のマイケル・セラ。
サエないバンドのベーシストで無職。
←タワレコT? 笑
一目惚れする不思議な女の子ラモーナ「ボビー」タラの「デス・プルーフ」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド
ずいぶん太っちゃったし髪もこんなだから最初ポスター観た時はぜんぜんわかんなかった
コミックが原作と言ってもこの髪もうちょっとなんとかならんかったのかなー
手前だけ長くてあとはもじゃっとしてる。
クールなキャラはいいけどもうちょっと可愛らしくてもいいんじゃないの?
(メアリーエリザベス、元は可愛いんだし。)
スコット・ピルグリムを好きなチャイニーズの高校生や、バンドのメンバーなどなかなか面白いキャラたちが揃う。
似てないピルグリムの妹には、「マイレージ、マイライフ」でも注目されたアナ・ケンドリック。
ゲイの親友でルームメイトには、マコーレー・カルキンの弟、キーラン・カルキン。
似てるけど兄貴よりけっこうイケメンくんよ
元カレ軍団のメンバーの中には、日本の俳優 斉藤慶太&祥太兄弟が
カタヤナギツインズとして登場。
セリフなしでちょっとだけだけどー。
そして、コッポラ一族(ニコの従兄弟)、ジェイソン・シュワルツマンも。
以下、次々と襲いかかる元カレ軍団
カナダのトロントに住む売れないガレージバンドのベーシスト、スコット・ピルグリムは夢の中で出会った女の子、ラモーナに一目ぼれ。
彼女が現実に存在して いる事を知ったスコットは猛アタックを開始。上手くいき始めた矢先、スコットの前にに現れる刺客達。
それはラモーナの元カレ7人で結成された“元カレ軍 団”を相手にした、恋と命をかけた戦いの始まりだった!
6/10(67点)
コミックそのままに、エイゴで擬音がデカデカと飛び出したり、♡が浮かんだり
ゲームそのままに、1upとかレベルとか、メーターとか出て来たり
ファイティングシーンはまさにゲームのよう(笑)
こりゃゲーム好きな人にはたまらんよ?
日本では、「オタク」って呼ぶと失礼にあたるし、言われた本人も嫌がるのがフツウだけど、
海外ではその逆!ニホン文化はcoolだし、オタクという言葉で通用するほど浸透してる上、
「オタク」=ニホン通で、ちょっとカッコイイと思ってる傾向が強くて
自ら「ボク、オタクデス」なんて言う人も多いくらい
そんな人たちに是非オススメしたいな~と思った
わたしはといえば、早いテンポ好きだし前半とくに面白かったんだけど
肝心の対決シーンがあまり面白くない、出てくる元カレたちにあまり魅力ないのと、
いきなり現れて戦っても何を目的に昔のカレが今更、ってどうしても思えちゃうからいまひとつ白熱しない(笑)
倒すとコインとなって崩れ降ってくるのは面白い。
テレビゲームって言っても、プレステとかwiiじゃなくてファミコンってとこがイイ
(わたし、ファミコンしか知らない(年バレる))
あと、メアリーエリザベスがあまりカワイクないのよねぇ。(変なカツラだし。)
マイケル・セラもハマってはいるけど個人的にはあまり。(ジェシー派)
ゲームしてるかのような映像、そしてスコット・ピルグリムのバンドが演奏するのはBECKが曲提供してたり、
(カタヤナギツインズの曲はコーネリアス)ストーンズも提供してたり、音楽も楽しい。
楽しめたことは楽しめたけど、
恋愛の展開があまりなく、次々に元カレが出て来て戦うシーンがしつこいのでだんだん飽きて来ちゃう。
112分というのはちょっと長かったな~。
テンポがいいだけに、さくっと100分くらいで終わって欲しかったかも。
日本好き外国の友達にはぜひ観せたいな♪
ゲーム、コミック好きな人には特にオススメ
なんにも考えずに楽しめる映画です
この左のポスターで最初全く興味持てなかったんだけど。
SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD 2010年 アメリカ 112min
4月29日(金)より、公開中~
マイケル・セラがめちゃくちゃ顔小さいから皆大きくみえちゃう