エドワード・ノートン、一人二役で中身のまったく違う双子
一昨年のトロント映画祭で上映、気になってた映画、日本ではDVDスルー。
原題は 「Leaves of Grass」なんて、 米国の詩人ウォルト・ホイットマンの詩集(1855)「草の葉」から。
全然マッドじゃないのになんじゃこの邦題のセンスに呆れちゃう。
映画観ずにつけてるのかね?と思えるほどテキトーすぎだよ
兄、ビルはアイビーリーグのブラウン大学の哲学教授。
家族とは距離を置き、長年実家にも帰っていない。
女生徒に誘われても丁寧に断る生真面目な性格。
双子の弟ブレディの 方はオクラホマの実家で大麻の水耕栽培をしてる。
ヒッピーみたいななりで、ろくでもない友人とつるんでたりする。
赤ちゃんできちゃってお腹大きい嫁もいるけど以外と優しいヤツ。
演技派、ノートンならでは。
多重人格でも楽勝に演じ分けられるノートン、まったく違うキャラの兄弟くらい
演じるのは朝飯前
兄の方はいつものノートンのキャラ。
見どころはやっぱり二人の演じ分けと弟のゆるキャラ。
監督・脚本はインクレディブル・ハルクにも出演していたティム・ブレイク・ネルソンで、
初めからノートンをイメージして書かれたんだとか。
そのわりには二役分を演じたノートンはギャラはいつもの半分。とインタビューで答えてる。
5/10(53点)
うーん、残念ながらDVDスルーは納得~。
エドワード・ノートンファンだから見れて良かったけど
せっかく演技派のノートンが二役なのに、その魅力と才能を十分に生かし切らない脚本。
父親はろくでもなく、もういなくなり 母親と田舎に住んでる大麻でハイになる弟と
距離を置いて暮らしてた兄が、弟が死んだという電話でオクラホマに帰ってくる。
するとそれは嘘で、もうすぐ子供も出来るのに借金苦というのを何とかするために
自分にそっくりの兄貴を使って、、、という企みを実行するというお話。
二人のキャラの違いを楽しむというだけで
ありきたりなストーリーに面白味がないからとにかくもったいないとしか言えない。
スーザン・サランドンはママ役だがちょい役で誰でもいいような扱い、、、
それももったいなさすぎ。
弟はそんなにワルではなくちょっとコミカルなキャラ。
ジャンルとしてはコメディなんだろうけど、コメディというほどには笑えるような面白いシーンもなくー。
人は死ぬけどサスペンスというには物足りなさすぎだし
アクションというほどのアクションもなくどれをとっても中途半端。
最後にはとってつけたようなケリー・ラッセルとの出逢いがラブもの風なんだけど
ラブストーリーでも決してない。
他に、悪人役でリチャード・ドレイファスも出演。
Leaves of Grass - Official Trailer [HD]
エドワードノートンファンには彼の演技分けでそこそこ楽しめます
Leaves of Grass 2009年 アメリカ 104min
2011-12-21よりセル&レンタルDVDリリース中~
監督&ケリー・ラッセルと。
年明け新作の劇場未公開映画を数本観たけどどれもけっこう
パッとしないよ~ 今度まとめてまたレビューします
そろそろ他の記事もやりたいな、、、
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