「ソウ」のジェームズ・ワン監督が「近年最も怖くて面白いホラー!この監督に嫉妬する」
と手放しで褒めたホラー。
ジェームズ・ワン信者のわたしは見逃せないってことで早速。
おまけに、「オキュラス 怨霊鏡」「スペル」の製作陣が放つ!
なーーんてうたい文句がチラシについて、わたし得か と楽しみにしてた。
いやいや、嫉妬しなくていいよ。全然。 問題外。
しかもよく調べると、製作総指揮に「オキュラス」の約1名が関わってるだけで
「スペル」(サム・ライミ監督作)との絡みなんて
プロデューサーとして参加ってだけのナンシー・カーフォッファー(Nancy Kirhoffer)
チラシにデカデカと書いちゃってひどい
脚本はこれまで役者だった人で「ローンレンジャー 復讐のガンマン」だけ脚本した人。
監督は「最後の晩餐/平和主義者の連続殺人」のステイシー・タイトル。
アメリカ、ウィスコンシン州。古い屋敷に引っ越し共同生活を始めたエリオット、ジョン、サーシャの大学生3人は、偶然に“バイバイマン”という名前を知ってしまう。それは、名前を言うのはもちろん、考えただけでも恐ろしい呪いにかかってしまうという恐怖の存在だった。以来、不可解な現象に次々と見舞われ、追い詰められていく3人だった…。
冒頭はまだ良かった
突然、父親ラリー(見るたび太るリー・ワネル)が家にいる家族を追いかけて発砲
主演のエリオット役の子、ダグラス・スミス。
ちょこっとだけデハーンくんに似てるけど、どうせだったらデハーンくんで良かったのに
ホラーのヒロインなのにイマイチ可愛くない、サーシャ役、クレシダ・ボナス。
親友とその彼女
刑事役、キャリー=アン・モスは大した活躍もしなければ、
どうなるわけでもない!
無駄にキャストに名女優使ってるけど
ほとんど何もしない!
何か起こるのが、ほぼ幻想。
幻想とわかればそれはもはや
怖くない!
バイバイマン、フード被ったジジイ。
何するわけでもない 幻想みせて操るだけ
怖くない!
アップになったって
怖くない!
バイバイマン役にはダグ・ジョーンズ。
3/10(34点)
恐怖感ほとんどないガッカリホラー。
原題の「ザ・バイバイマン」からしてふざけてて怖くないし、
別にバイバイもしないのにおかしな名前つけたなという感じなのに
カリスマ性ある風に、「ソウ」のジグソウや「インシディアス」に出てくるキャラ風にしてるけど
実際大した技?ないし狂犬ぽいの連れてるだけという。
そもそも「名前を知るだけで」「考えるだけで」「その名を言うだけで」ヤツが来る
っていうのもなんだかねー
対処法もないし、(知った人を殺して最終的に自殺しかない)
呪いのビデオ見たら、誰かに見せると呪いが解除される。とか
電話かかってきたら誰かにかけると呪われない。とか
エッチをしたらその呪いはした相手に移る。とか
(これ全部他のホラーで先にやってるし同じでも困るけど。)
名前を知ったら誰にも言っちゃいけない。
他に何をして逃れるとかないってじゃあどうしろっていうの 笑
脚本自体、つまらなすぎる。
音で脅かしたりするだけで全く怖い映像もなくで今更感。
幻想を見せるっていうのが面白さ半減だよね。実際には違うんだから悪夢を見せてるだけと同じ。
というわけで、
祝リー・ワネル出演作制覇
というだけの収穫でした〜
THE BYE BYE MAN 2017年 アメリカ 96min
7月8日より、公開中〜