私たちが両親などから聞きうる限り、日本が最もピンチに陥った時は、戦中、戦後のように思われます。
明治維新も、元寇も国全体のピンチだったとは思うのですが、いかんせん資料が生々しくない。それに比べ、私が両親や祖母から聞いた戦中、戦後の様子は、生々しかった。
国全体がGHQの指導と援助なしでは立ち行かず、国民全体がひもじくて、ものもなくて。
今回、東日本の大震災で被災された皆様、関係者の皆様には、改めてお見舞い申し上げます。
私どもが見た映像はあまりにも生々しく、阪神大震災を桁違いに上回る被害の大きさに、愕然としました。そしてこれからも、苦難は続きそうですし、地方の違う私たちにも、当然のことながらその負担はやってくるものと思われます。
未曾有、未曾有です。
私たちが、1000年以上経験していない苦難ということです。ですからあらゆるものが想定外であると。
これらの言葉を聞くと、一瞬私は勘違いをしてしまいます。千年と言えば、紫式部の時代。その後の元寇も、戦国の混乱も、幕末も、そして先の戦争でも味わっていないほどの困難の中に私たちがいるような。
でも…違うんですよね…。
災害の規模は未曾有だったのでしょう。でも、トータルした国民のダメージは、未曾有ではなかったのです。
こういうことを書くと、時節柄非常に不謹慎なので、誰も書かなかっただけなのですね。
でも、私はこのことはしっかりと述べておかなければならないと思っています。
これほどの災害に遭いながらも、日本が受けたダメージは、未曾有ではなかった、ということ。
先日ひょんなことで黒柳徹子さんの番組を見ていたら、バスの中で「星の流れに」をカラオケで歌っていらっしゃって、私はハッとさせられたのです。
どこから述べればよいのか、よくわからないのですが、私自身の視点で、この1ヶ月半の間に感じたことを、この後書いていきたいと思います。
明治維新も、元寇も国全体のピンチだったとは思うのですが、いかんせん資料が生々しくない。それに比べ、私が両親や祖母から聞いた戦中、戦後の様子は、生々しかった。
国全体がGHQの指導と援助なしでは立ち行かず、国民全体がひもじくて、ものもなくて。
今回、東日本の大震災で被災された皆様、関係者の皆様には、改めてお見舞い申し上げます。
私どもが見た映像はあまりにも生々しく、阪神大震災を桁違いに上回る被害の大きさに、愕然としました。そしてこれからも、苦難は続きそうですし、地方の違う私たちにも、当然のことながらその負担はやってくるものと思われます。
未曾有、未曾有です。
私たちが、1000年以上経験していない苦難ということです。ですからあらゆるものが想定外であると。
これらの言葉を聞くと、一瞬私は勘違いをしてしまいます。千年と言えば、紫式部の時代。その後の元寇も、戦国の混乱も、幕末も、そして先の戦争でも味わっていないほどの困難の中に私たちがいるような。
でも…違うんですよね…。
災害の規模は未曾有だったのでしょう。でも、トータルした国民のダメージは、未曾有ではなかったのです。
こういうことを書くと、時節柄非常に不謹慎なので、誰も書かなかっただけなのですね。
でも、私はこのことはしっかりと述べておかなければならないと思っています。
これほどの災害に遭いながらも、日本が受けたダメージは、未曾有ではなかった、ということ。
先日ひょんなことで黒柳徹子さんの番組を見ていたら、バスの中で「星の流れに」をカラオケで歌っていらっしゃって、私はハッとさせられたのです。
どこから述べればよいのか、よくわからないのですが、私自身の視点で、この1ヶ月半の間に感じたことを、この後書いていきたいと思います。