結構仕事に追われています。
はっきり言って、忙しいです。
でも、あまりにもやりたくなくて、こういうときにここに何か書いてしまいます。困ったものです。
本当は、先週何らかを書くべきでした。
リクエストアワー2013
かすかにみかちぃの出演の可能性を感じさせられたイベント。
しかし、残念ながら出演はなく、一般のファンにとっては大サービスの、ゆきりん、まゆゆによる「てもでも」でした。
27位という順位は少々意外でした。50位ぐらいに踏みとどまってくれれば、という予想でしたので。
繰り返しますが、あくまでも一部のマニアなファンによる熱烈な支持を受けている曲なので、その人たちがある程度満足してしまえば、
後は時間の経過とともに順位が落ちていくのが当然です。
昨年の「孤独なランナー」「くるくるぱー」今年の「ペンギン」「奇跡は間に合わない」のように、割と大きな事前キャンペーンがあったわけではありません。
もともと「初日」「てもでも」が上位を取った2009年だって、一人前のチームと認めたファンたちによるお祝い票が大きかったのだから、その後、順位が落ちていくのは当然のことです。
特に「てもでも」は、3位→12位→30位→38位という推移だったのだから、今年は良くて50位ぐらいだと踏んでいました。
27位という順位の背景に何があったか。終わってから考えるに、
①ゆきりんのペアに誰が来るかという楽しみ票
②いろんな人たちが歌ってきたことによる、知名度のアップ
③②に派生し、ゆきりんがらみではない「てもでも」が好きな人の票の増加(本家以外で、好きなペアの「てもでも」がある人)
などがあったのかもしれません。
しかし私は純粋に、この楽曲の質の高さ、オリジナルの二人の歌声を待望する人の票、後追いでファンになった人たちの、「本物が見たい」という期待が大きかったと信じたい気持ちです。
…
そう考えると、今回のリクエストアワーでの「てもでも」に、私は微妙な違和感を覚えました。
正直、聴いているはずの自分がどのように感じているのかを言語化することができない、戸惑いでした。
ゆきりんが、歌い方を変えてきたのです。
いや、音そのものはそんなに違わなかったかもしれません。
しかし、所作、表情、雰囲気は、明らかに今までの「てもでも」とは大きく一線を画すものでした。
柔らかく、優しく、包み込むような歌。
それが、まゆゆの細めな声と溶け合って、これはこれで一つの立派な作品になっていたのです。
これが、21歳になった柏木由紀の解釈した、現在の「てもでも」か。なるほど。
てもでもの涙という歌は、10代で歌えばリアルな心の声として、劇場で見る人に感じさせることができます。
でも、同じ歌を20代になって歌うのならば、この歌はどう歌うべきなのか
ゆきりんは、「過去の自分の恋愛を思い返している自分」という設定で、今回のてもでもを歌ったように感じました。
また、となりがまゆゆということで、声の相性も考えたように思います。
それまでは、ゆきりんサイドの歌い方をかたくなに守り通したことにより、聞き手は相方の歌声に、どうしてもみかちぃの幻影を感じずにはいられませんでした。
だから、すべての相方は、極端な話、みな打ち砕かれてしまい、みかちぃの神格化に結局拍車をかけてしまうことになっていました。
今回のゆきりんの歌い方に、私は、一つの「悟り」を感じました。
人間、いつまでも同じではない。顔も、容姿も、声も、年齢とともに否応なしに代わっていく。
今後、もしもまたゆきりん&みかちぃによる「てもでもの涙」が見られる日が来たとしても、もう、当時の二人ではない。歌声だって…。
きっと二人は、待っていた。ファン以上に、あの時の、あのサウンドを。
でも、現実に立ち返らなければならない。あれからすでに、5年という歳月が流れているのだ。
アイドルにとっての5年。非常に大きい時の流れ。
柏木由紀は、悟ったに違いない。私たちに、現実を突き付けてきた。
さあ、私たちはこれをどう受け止めるか。
非常に考えさせられるリクエストアワーでした。
そして、それ以外にもいろいろと考えさせられた今回のリクエストアワー。
時間があったら、また書きます。
はっきり言って、忙しいです。
でも、あまりにもやりたくなくて、こういうときにここに何か書いてしまいます。困ったものです。
本当は、先週何らかを書くべきでした。
リクエストアワー2013
かすかにみかちぃの出演の可能性を感じさせられたイベント。
しかし、残念ながら出演はなく、一般のファンにとっては大サービスの、ゆきりん、まゆゆによる「てもでも」でした。
27位という順位は少々意外でした。50位ぐらいに踏みとどまってくれれば、という予想でしたので。
繰り返しますが、あくまでも一部のマニアなファンによる熱烈な支持を受けている曲なので、その人たちがある程度満足してしまえば、
後は時間の経過とともに順位が落ちていくのが当然です。
昨年の「孤独なランナー」「くるくるぱー」今年の「ペンギン」「奇跡は間に合わない」のように、割と大きな事前キャンペーンがあったわけではありません。
もともと「初日」「てもでも」が上位を取った2009年だって、一人前のチームと認めたファンたちによるお祝い票が大きかったのだから、その後、順位が落ちていくのは当然のことです。
特に「てもでも」は、3位→12位→30位→38位という推移だったのだから、今年は良くて50位ぐらいだと踏んでいました。
27位という順位の背景に何があったか。終わってから考えるに、
①ゆきりんのペアに誰が来るかという楽しみ票
②いろんな人たちが歌ってきたことによる、知名度のアップ
③②に派生し、ゆきりんがらみではない「てもでも」が好きな人の票の増加(本家以外で、好きなペアの「てもでも」がある人)
などがあったのかもしれません。
しかし私は純粋に、この楽曲の質の高さ、オリジナルの二人の歌声を待望する人の票、後追いでファンになった人たちの、「本物が見たい」という期待が大きかったと信じたい気持ちです。
…
そう考えると、今回のリクエストアワーでの「てもでも」に、私は微妙な違和感を覚えました。
正直、聴いているはずの自分がどのように感じているのかを言語化することができない、戸惑いでした。
ゆきりんが、歌い方を変えてきたのです。
いや、音そのものはそんなに違わなかったかもしれません。
しかし、所作、表情、雰囲気は、明らかに今までの「てもでも」とは大きく一線を画すものでした。
柔らかく、優しく、包み込むような歌。
それが、まゆゆの細めな声と溶け合って、これはこれで一つの立派な作品になっていたのです。
これが、21歳になった柏木由紀の解釈した、現在の「てもでも」か。なるほど。
てもでもの涙という歌は、10代で歌えばリアルな心の声として、劇場で見る人に感じさせることができます。
でも、同じ歌を20代になって歌うのならば、この歌はどう歌うべきなのか
ゆきりんは、「過去の自分の恋愛を思い返している自分」という設定で、今回のてもでもを歌ったように感じました。
また、となりがまゆゆということで、声の相性も考えたように思います。
それまでは、ゆきりんサイドの歌い方をかたくなに守り通したことにより、聞き手は相方の歌声に、どうしてもみかちぃの幻影を感じずにはいられませんでした。
だから、すべての相方は、極端な話、みな打ち砕かれてしまい、みかちぃの神格化に結局拍車をかけてしまうことになっていました。
今回のゆきりんの歌い方に、私は、一つの「悟り」を感じました。
人間、いつまでも同じではない。顔も、容姿も、声も、年齢とともに否応なしに代わっていく。
今後、もしもまたゆきりん&みかちぃによる「てもでもの涙」が見られる日が来たとしても、もう、当時の二人ではない。歌声だって…。
きっと二人は、待っていた。ファン以上に、あの時の、あのサウンドを。
でも、現実に立ち返らなければならない。あれからすでに、5年という歳月が流れているのだ。
アイドルにとっての5年。非常に大きい時の流れ。
柏木由紀は、悟ったに違いない。私たちに、現実を突き付けてきた。
さあ、私たちはこれをどう受け止めるか。
非常に考えさせられるリクエストアワーでした。
そして、それ以外にもいろいろと考えさせられた今回のリクエストアワー。
時間があったら、また書きます。