The Tsuyama Chain Saw Massacre ②

　・村の娘と後家は若衆のもの・

僕は障害者だ
どこが悪いかというと
不細工だから

それに
周りの大人が普通に出来る事をするのに
倍以上の時間が掛かってシマウ
子供の頃は
皆に仲間に入れてもらえヅに
親にこっぴどく叱られた

母「アナタはどうして友達が出来ないの？」
母「出来るまでイエに入れないから！」
ソンナ無茶苦茶なことで叱られ
仕方なく
無理矢理 子供たちの中に入ろうとして、
おもっきり無視された・・

僕は大人になった
大人になったら戦争に往かないとイケナイ
でも
ソノ戦争すら、
僕を仲間はずれにシタ

村の者たちに白目を剝かれながら、
僕は野良でひがな作業をしていた
モウ結婚できるカラダなのに

ウワサによると
若い男は、好きな女の家に夜に忍び込み
其の女と性交をしてから
結婚するのが通例なのだそうだ・・

盆の暮れ
僕は村で一番別嬪ノムスメの家に忍び込んだ

The Tsuyama Chain Saw Massacre

　加茂の三十人殺しは、
　1938年（昭和13年）5月21日未明に
　岡山県苫田郡西加茂村大字行重の貝尾・坂元両集落で
　発生した大量殺人事件
　犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともイウ

現在
モウ ソノ集落は
跡すらなく
小さな石碑と墓地があるだけだが
日本ノ猟奇犯罪の
サブカルルポライターは
ここだけは
モウ二度と訪れたくないと述べた

ルポライター曰く
この現場は、
どの猟奇殺人現場とも
異なるのだそうだ