脱法ドラッグを仕入れていた
どこで仕入れたか訊くと
どうやら古着屋で手に入るらしかった
飲むとどうなるか訊くと
笑いが止まらなくなるという
「彼女がいないのは寂しいだろsoopちゃんも一緒に彼女を作らないか?」
HS君
僕の小学校中学校の幼馴染で昔と苗字が違う
背は僕より高い今風の遊び人で
外に出るのが好きな人
マリンジェットとアオリイカ釣りが趣味
いろんなコネクションを持っていて
仲間にそれを提供する
おじさんはラーメン屋だが体調不良で店を閉めた
幼馴染の兼崎君とはHS君とマリンジェットに行った時会ったが
それから不通になり兼崎君は死んだ
三条花見小路の雑居ビルにHS君の部屋があり
入り口に黄色いマウンテンバイクが置かれていた
上の階はCDレコ屋で下の階はHS君の親の居酒屋店が入っていた
HS君は夕食をいつのそこで食べていた
入口は開いており、事前に缶チューハイ7本と
とんぼという店のタコ焼きを二船買って
部屋に入った部屋はミント系の香水の匂いがする
小さなテーブルには未塗装で組み上げられたガンダムフリーダムが
塚崎君からもらったものを自分で組み立てたのだろう
TVにウイニングイレブンが映っている
次々と友人が入ってくる
飲み屋へ行くまで
麻雀をすることになった
小さなコタツテーブルに緑色のマットを敷き
役なし麻雀をする僕が卓を囲むことは少なかった
僕はチューハイを飲んでいる
ウイニングイレブンはバミリオンプレジャーナイトに
変わっている
部屋には大きな二段ベットとソファーがある
時間が過ぎると飲み屋に行くことになった
飲み屋はちいさなスナックで
女の子が二人とママが一人の店
七人ぐらいで通っていた
飲み屋が閉まると
いつもマルシン飯店で食事をとり
スナックの女の子たちは
HS君の家に泊まる
僕らは皆帰った
僕は家に帰ると寝た
それがいつものルーティンだった