白夜行
東野圭吾
私はね朝が来ないの
朝が来てからずっと白い雲に覆われて明るい空
林の林道を白いワンピースで歩いているの
夜がないのずっと白くて明るい世界なの
自転車ですれ違う青年はあかるく私に挨拶してくる
私もそれにこたえるわ
でもそれっきり、人と出会う機会はなかったわ
私の人生はそんな感じ
来たっきりもうこないの何事もね
私は傍観者なのだと思う
だから私は悪くないの
悪いと言えば身の回りに降りかかってくる
物事・
全部目の前で起きて
気が付いたら消えてる
あがくこともなかった
私は恵まれてないと自分で思う気もないけど
幸せではないの
幸せはもっと遠いぼんやりした白夜の空の下
夜が来ないことが幸せなのかしらね
東野圭吾
私はね朝が来ないの
朝が来てからずっと白い雲に覆われて明るい空
林の林道を白いワンピースで歩いているの
夜がないのずっと白くて明るい世界なの
自転車ですれ違う青年はあかるく私に挨拶してくる
私もそれにこたえるわ
でもそれっきり、人と出会う機会はなかったわ
私の人生はそんな感じ
来たっきりもうこないの何事もね
私は傍観者なのだと思う
だから私は悪くないの
悪いと言えば身の回りに降りかかってくる
物事・
全部目の前で起きて
気が付いたら消えてる
あがくこともなかった
私は恵まれてないと自分で思う気もないけど
幸せではないの
幸せはもっと遠いぼんやりした白夜の空の下
夜が来ないことが幸せなのかしらね
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