知性は理解することはおろか、定義することすら難しい
非常に人間的な資質だ
だが定義できないからといって、エンジニアやプログラマーたちが
知性の様々な側面をマシンで体現しようとする
試みをとめる理由にならなかった
こうした努力はすべての人類に恩恵をほどこし
安くて速いコンピュータから配電網や交通信号を同時に動かし
生活を管理する利口なソフトウェアまで
ありとあらゆるものを与えて呉れる
ただしヒトにくらべるともっとも先進的なマシンですら
我々の言う知的な存在ではない
基本的な感情を模倣するロボットやほぼ現実的な会話をできる
ロボットは存在するが
だが、本格的な人工知性が登場するのは速くても数十年先だろう
そしてヒトを脅かす存在になるのはさらにもっと先かもしれない
もちろん真の人工知性の登場は時間の問題でしかないという見方もある
コンピューティング技術とロボット制御の複雑さと
処理能力は毎年、ほぼ倍加している
現在はようやく複雑な脊椎動物の最低レベルに届くか届かないか
という段階ですが半世紀もすれば十分我々に追いつけるでしょう
2050年には抽象化や一般能力がある人間並みの精神を持った
ロボットが登場しているでしょう
こうした知的なマシンは我々から育ち、技術をまなび、
目標や価値観を共有し、我々の精神の使徒とみなすことができます
こうしたロボットたちは
家で人間の面倒を見て呉れるだけでなく
病気の診断や療法の選択といった
現在は人間のインプットが必要な仕事も肩代わりしてくれるでしょう。
世にしたがへば
身苦し
したがはねば、狂せるに似たり
いづれの所を占めて
いかなるわざをしてか
しばしもこの身を宿し
たまゆらも心を休むべき
鴨長明
解釈
世の中の慣習に従うと身が窮屈になる
従わないと気が狂っているとみられる
一体どんなところに住んで
どんな仕事をしたら
少しの間でもこの身を安住させ、
心を休めることができるだろうか?
1959年12月偉大な物理学者リチャードファイマンが
底にはまだたっぷり空きがあるとだいする講義を
アメリカ物理学学会でおこなった
彼はもしコンピュータでやっている様にすべてを0と1の数列に
エンコードすれば全24巻のブリタニア大百科事典がまるごと針の先に
収め、世界中の本を幅200分の1インチの立方体に書き込むことが
可能だと語った・・・
コンピュータというマシンは非常に嵩張り多くのスペースをとる
なぜ小さく出来ないのかなぜ小さな配線や小さな構成要素で作れないのか
いっておくがこの小さなというのは本気で小さなという意味だ
高さと奥行きが64分の1インチしかない電気モーターを
最初に作った男には私から1000ドルの賞金を進呈しよう
"これが部分的とはいえナノテクノロジーのスタートになった"
プレイ環境
プレイステーションソフト
ニューエイジオブリルガミンと
同攻略本
(ちなみにPSソフトにはプレミヤ価格で、攻略本は廃本である
見つけ次第ゲットするか、エミュレターで動かすかの二択)
soop「ソフトはなんとかなるが、攻略本が争奪戦」
ワードナとは
"アンドリュー"グリーンバーグの名前を逆から読んだ者
ワードナの逆襲(the return of werdna)
アミュレット
それは神々の叡智を秘め
この世界を破滅より救った
伝説の魔道具
その眩い光は
神ならざる者を触れることを拒み、
その大いなる力は
神々を封じることも可能とされた・・・
伝説に記されし
神々の楽園にあるとされ
魔術を極めんとする者の求め止まぬ
そのアミュレットを
今、まさに手に入れんとする者がいた
その男の名はワードナ
彼は伝説の中に真実を見つけ
ついにアミュレットを
手中にするのである
エセルナートの王トレボーは
強大な武力で近隣の国々を制圧していった
その白い竜のペナントを見るだけで
国々の王たちは戦慄を覚えるほどに
そんなトレボーには秘密があった
それは伝説のアミュレットである
このアミュレットには強力な加護の力があり、
他国の軍隊を国内に潜入することを拒んだ
そのためトレボーは獲得している領土を守ることなく
侵攻することができたのだ
その高慢さと狂気の処遇からトレボーは狂王と呼ばれた
トレボーの軍が通るところには虐殺と凌辱が起きた
そんなトレボーの所に魔術師ワードナが家来になりたいと
やって来たトレボーは大層喜び彼を招き入れたが
ワードナには別の企みがあった
それはアミュレットを奪うことだった
戦勝に沸き返るリルガミンで警備の薄くなった時に
ワードナは玄室からアミュレットを奪い
憎んでいたトレボーへの当てつけのために
リルガミンの城壁に巨大な地下迷宮を掘り
そこに魔物と悪魔をばら撒いた
そして迷宮の最下層に自らのオフィスをつくり立て籠もった
ワードナがアミュレットを盗んだことに激怒した
トレボーは精鋭部隊を迷宮に送ったが
誰一人として帰ってこず、困ったトレボーは国内外に
招集をおこなった
#我らが王トレボーの招集である元首席魔術師ワードナが国宝である
護符を奪い世界統一という崇高な計画の邪魔をしておる
やつは勝手に町はずれに穴を掘り、モンスターを放って
立て籠もっておるのだ。かの忘恩の徒を成敗し護符を持ち帰った
者には騎士の称号とトレボー親衛隊への入隊
さらには多額の懸賞金が送られるであろう
ワードナはいつもと同じく早朝に新聞を読み
地下10階のオフィスの茶話室でヴァンパイヤロードとその家臣たちと
話をしていた。すると突然ドアが開け放たれ
野蛮な暴徒が押し入ってきた
不意を突かれたワードナ達は一手遅れ
バンパイアロードはジルワンで溶かされ
残りのヴァンパイヤたちはエナジードレインを行ったが
遅くワードナは殺害された
しかしワードナの肉体はいかなる手段を用いても
破壊することができなかった
それを知ったトレボーはワードナの肉体を
彼が作り上げた迷宮の最深部へと厳重に封印する
ワードナを封印した迷宮には厳重な監視が就き
それはトレボーの死後も代々に渡って続けられた
ワードナの肉体が死んでから100年の月日が経った
そして今彼は力を取り戻しその肉体は復活の時を迎える
闇の力を秘めし暗黒の魂が再び鼓動を初め、暗き霊廟のなかで
彼は目覚めた・・・
ワードナの逆襲
守護者たちの名前はすべて制作会社に送られた
プレイヤーパーティの名前である
このゲームはRPGではない
そしてアンドリューグリーンバーグ最後の作品でもある
soop「このゲームをプレイしない者に
ウィザードリィは語れない」