中学2年生のミカちゃんは、中学生活を満喫している様子です。
クラスの事、美術部の事、色々な話をしてくれます。
そんなミカちゃんですが、小学6年生になってから暫くの間は、
あまり学校へ行っていませんでした。
確か、4月から12月いっぱいまでは、ほとんど行っていなかったと思います。
たまに行ったとしても午後からで、朝から学校へ行くことは無かったようです。
先日のレッスンの時、6年生の頃の話を聞いてみました。
その頃から2年経ち、そろそろ聞いてもいいかな?と思ったからです。
「ミカちゃん、学校が楽しそうだけど、
6年生の頃は、どうして学校に行けなかったの?」
「何でだろう。。。」
「何でだろうねぇ。」
「多分、起きられなかったからだと思う。」
「起きられなかったの?」
「うん、起きられなくて、遅く起きたら、もう、学校に行きたくなくなって。」
「ああ、遅刻して行くのは嫌だもんね。」
「遅刻するくらいならば、休もうって思って、それが続いた感じかな~」
「そうだったんだ。」
「自分でも、これではいけないって、ずっと思ってたんだけど。
やっぱりズルズルと休んでしまって。」
「自分でも、これではいけないって思ってたんだね。」
「うん、それは思ってた。」
「行くきっかけになったのは、何だろうね。」
「普段、何にも言わないお母さんが、
漫画買ってあげるから学校行こう、とか、行ったら本買ってあげるよ~
と言い出したので、これはそろそろ、本当にやばいかな?と思って。」
「年が明けてからは、毎日行ったんだよね。」
「うん、行きだしたら、毎日行けるようになった。」
「そうだったのね。 行けるようになって良かったよね。」
「うん。」
そんな話を、淡々としてくれました。
今が充実しているから、語ることが出来たのだと思います。(続く)
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2時間10分