ミカちゃんのお兄ちゃんと、ウチの次男は同級生なので、
ミカちゃんのお母さんと私は、長い付き合いになります。
次男が幼稚園の頃までは、ほぼ、毎日会っていたと思います。
そんな18年の付き合いの中で、ミカちゃんのお母さんが、
子供を叱ったところを見たことがありません。
子供が何をしようと、見守るだけなのです。
ですから、ミカちゃんが学校に行かなかった時も、
「行きなさい。」と言わなかったことは想像できます。
そのお母さんが「行ったら本を買ってあげるよ。」と言った時、
これは、本当に大変なことなんだ、とMちゃんは思ったのでしょう。
その一言が、ひとつのきっかけになったとは思いますが、
冬休みを挟んだ、新年からの登校~というのも、良かったと思います。
色々なことが功を奏して、ミカちゃんの不登校は、終止符を打ちました。
本当に良かったな~と思いました。
ミカちゃんの例は、ラッキーな部類だと思います。
私の生徒さんでも、不登校を繰り返すお子さんもいますし、
息子達の同級生にも、不登校のお子さんは、複数いました。
中には、まだ引きこもりが続いている例もあります。
友人の中には、息子さんが5年間の不登校を経験し、
今は克服して、カフェでバリスタとして働いている~という方もいます。
その方が言うには、
不登校は、年齢が高くなればなる程、深刻になるのだそうです。
なので、出来るだけ早い内に、専門家に相談する方が良い~
とのことでした。
そして、不登校になる子は、感受性が強く、頭の良い子が多いそうです。
頭が良く、感受性が強すぎるが故に、
考えすぎたり、傷ついてしまいがちなのでしょう。
今も尚、不登校で苦しんでいるお子さん達の心が癒やされ、
安心して登校出来る様になりますように。
願ってやみません。
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2時間5分