昨日は、4年生のルイ君のレッスンでした。
ルイ君はピアノが大好きなので、毎回、とても集中してレッスンを受けてくれます。
最近は、音階をノートに書く練習をしていますが、それも意欲的に取り組んでくれます。
私は、初心者の生徒さんにピアノを教える時、小さい子の場合、
音符に色を付けて指導しています。
ドは赤、レはレモン色、ミは緑~といった感じです。
小さい子の場合、読譜が最大の難関なのですが、色を付けることによって、
読譜が簡単になり、ピアノを弾くのが容易になります。
そして、ピアノを習い進めるうちに、色が無くても弾けるようになるのです。
ルイ君は、ピアノを始めて、まだ3ヶ月ですが、
音階を何度も書くうちに、音階の意味が分かってきたようです。
「音符は、その音によって位置が決まっている」と云うことに
【自分で】気が付いたのです
ルイ君は、3年位、知能の後れがあるのだそうです。
なので、今は1年生くらいの知能なのでしょうか。
1年生の子ならば、だいたい半年で、色付き音符を卒業出来るので、
ピアノに関して、ルイ君の理解は少し進んでいるようです。
とはいえ、これからは、音符の長さなど、
理解しなければならない事柄が、沢山出て来ます。
ピアノが大好きで繊細なルイ君のことを、私自身も理解しながら
これからのレッスンを進めていこう、と改めて思ったのでした。