ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

知的発達障がい児R君 音階の意味に【自分で】気が付いた!

2017-10-08 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

昨日は、4年生のルイ君のレッスンでした。

ルイ君はピアノが大好きなので、毎回、とても集中してレッスンを受けてくれます。

最近は、音階をノートに書く練習をしていますが、それも意欲的に取り組んでくれます。

 

私は、初心者の生徒さんにピアノを教える時、小さい子の場合、
音符に色を付けて指導しています。

ドは赤、レはレモン色、ミは緑~といった感じです。

小さい子の場合、読譜が最大の難関なのですが、色を付けることによって、
読譜が簡単になり、ピアノを弾くのが容易になります。

そして、ピアノを習い進めるうちに、色が無くても弾けるようになるのです。

 

ルイ君は、ピアノを始めて、まだ3ヶ月ですが、
音階を何度も書くうちに、音階の意味が分かってきたようです。

「音符は、その音によって位置が決まっている」と云うことに
【自分で】気が付いたのです

ルイ君は、3年位、知能の後れがあるのだそうです。

なので、今は1年生くらいの知能なのでしょうか。

1年生の子ならば、だいたい半年で、色付き音符を卒業出来るので、
ピアノに関して、ルイ君の理解は少し進んでいるようです。

とはいえ、これからは、音符の長さなど、
理解しなければならない事柄が、沢山出て来ます。

ピアノが大好きで繊細なルイ君のことを、私自身も理解しながら
これからのレッスンを進めていこう、と改めて思ったのでした。

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