先日は、ルイ君(4年生)のレッスンでした。
いつも通りニコニコしたお顔で、レッスン室に入ってきました。
「ルイ君は、いつもニコニコしていて可愛いですね。
駄々をこねたり、不機嫌になったりすることはないのですか?」
と、お母様に聞いてみましたら
「はい、不機嫌になることはあまりなく、大抵穏やかにしています。」と仰いました。
素晴らしいな~と思いました。
きっと、ルイ君の持って生まれた性質と、お母様の接し方の相乗効果で、
ルイ君は、毎日穏やかに心地良く過ごしているのでしょう。
ルイ君は、先日のレッスン中も、私の言うことをよく聞いて、
一生懸命に取り組んでくれました。
ただ、ちょっとした時間~例えば、私が曲を選んでいる時間や、
「上手に弾けたね~」と褒められた後に、大きな声で、独り言を言うのです。
「キャンプの時は、パパが薪を割るんだ~」
「明日は、◯◯に行くんです」
「やっぱり僕は、トラックの運転手になります」等々~
きっと、ルイ君は頭の中で、楽しいことを常に反芻しているのでしょう。
ルイ君の頭の中は、楽しいこと、嬉しいこと、ウキウキすることで
いっぱいなんだな~と思います。
本当は、ルイ君の独り言に付き合って、
そんなルイ君と、ゆっくりお話してみたいのですが、
限られた時間の中では それも難しく、それが非常に残念です。
そして極めつけ
「大人になっても、ピアノに来ます。 天国でも習います」
今回も、大きな声で言ってくれて、とても嬉しかったです。
幸せなルイ君は、私の心まで幸せにしてくれるのでした