ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

空の色が秀逸!「くるみ割り人形と秘密の王国」

2018-12-15 | 日記

昨日、ディズニー映画「くるみ割り人形と秘密の王国」を観てきました。

各地で、只今 上映中ですので、
あらすじについて詳細は控えますが、とても綺麗な映画でした。

主演のクララを演じた、マッケンジー・フォイが可愛くて、すぐに引き込まれましたし、
衣装もまた可愛くて、女の子ならば(昔女の子だった人も!)絶対見入ってしまうはずです。

オバサンの私でも、充分堪能したのですから、
10歳の頃に観ていたら、おそらく夢中になっていたことでしょう。

 

そして、この映画を観て、私が1番心惹かれたのは、空の色です。

色々な場面に、空がほんの少しだけ映るのですが、
その空の色が切ない程に美しく、私はすっかり見惚れてしまいました。

こんな風に、空の色に注目して 映画を観たのは初めてです。

映画の楽しみ方は、こんなところにもあるのだな~と思ったのでした。

 

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自分の中にいる力強い味方~東田直樹の絆創膏日記

2018-12-13 | 自閉症の作家・東田直樹さん

 KADOKAWA発の文芸情報サイト「カドブン」で、
自閉症の作家・東田直樹さんのエッセイ(毎週水曜更新)

「東田直樹の絆創膏日記」
第55回 蓑虫になりたかった僕 が掲載されました。

ご興味のある方は、ここをクリックしてくださいね


2018年12月1日(土)

   人は常に、誰かに気持ちをわかってもらいたいのだ。苦しくて、辛い時ばかりではなく、嬉しくてしかたない時にも、思いを受け止めてくれる人がいると、心は満たされる。
 自分の思いを人に伝える。
 すると、「そうなんだ」「大変だったね」「良かったね」そんな言葉を返してもらえる。
 誰かに話したことで、気持ちが楽になるのだと思う。ひとりで運んでいた重い荷物を、少し持ってもらえたような気分になるのだろう。
 でも、相手が自分の気持ちを、きちんと理解してくれたかどうかはわからない。どんなに詳しく説明したとしても、すべてをわかってもらうことは難しい。
 僕は、ひとりきりでいる時に、よく自分に話しかけている。
「あの人は、どういう意味で言ったのだと思う?」みたいな問いかけを自分にするのだ。
 納得した答えが見つかると、自分で自分を褒める。
「すごい答えが見つかったね!」
 みんなのように上手く会話が出来ないために、僕は自分の中に、もうひとりの自分をこしらえている。
 悩みがある時、僕は、もうひとりの「僕」に打ち明ける。
 もうひとりの「僕」というのは、僕が思い描いている理想の自分だ。頭脳明晰、明るくて前向きな「僕」である。
 僕が落ち込んでも「僕」は落ち込まない。いつでも、どこでも、僕の相談に乗ってくれる。
 力強い味方が自分の中にいれば、勇気百倍だ。

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これは、良い方法を教えて頂きました

落ち込んだ時、不甲斐ない気持ちの時、そして、心の中がざわついた時、
もうひとりの「私」に打ち明ければよいのですね。

理想の「私」は、きっと全てを受け止め、励ましたり、諭したりしてくれるのでしょう。

理想の「私」に相談することで、理想の解決策が見つかるかもしれません。

そして何より、「細かいことを気にせずに、前向きに生きよう」と、勇気が湧いてくるように思います。

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ノーベル賞受賞式~本庶佑さんの和服と色紙

2018-12-12 | 日記

今年も、ノーベル賞の授賞式の季節になりました。

ノーベル賞の授賞式のニュースが流れると、いよいよ年の瀬だな~と思います。

さて、今年の日本人の受賞者は、医学・生理学賞に輝いた本庶佑先生、ただお1人でした。

世の中の癌患者に、大きな希望を与えた【オプシーボ】の研究は素晴らしく、
また、紋付き袴姿で、授賞式や晩餐会に臨むなど、世界に強い印象を残されたと思います。

和服をお召しになったのは、「日本で研究してきたから」という理由だそうです。

和服で受賞式に臨むのは、1968年に文学賞を受賞された川端康成以来、50年振りらしく、
素晴らしい事だと思いました。

受賞式や晩餐会に臨まれる、紋付き袴姿の本庶先生のお姿は、本当に格好良くて、
日本人として、誇らしい気持ちになりました。

 

そして、本庶先生が、ノーベル博物館に寄贈した色紙も興味深いのです。

先生は、色紙に漢字で【有志竟成】(ゆうしきょうせい)と記されました。

「志がしっかりしていれば、いつかは実現できる」という座右の銘なのだそうです。

【オプジーボ】は、本庶先生の そうした信念の結晶とも言えるでしょう。

多くの若い方に味わって頂きたい言葉だと思います。

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立て続けに合格発表の報告が!

2018-12-10 | 日記

先日の夕方、若い友人から、助産師学校合格の報告を受けました

その友人Hちゃんは、シングルマザーの看護師さんです。

さらなるステップアップを目指す為、夜勤をこなしながら受験勉強をし、
見事に合格を手に入れました

Hちゃんは、きっと妊婦さんの気持ちの分かる、
素晴らしい助産師さんになることでしょう。

Hちゃん、本当におめでとうございます

 

そして、先日の午前中、生徒のCちゃんから、大学合格の報告を受けました

Cちゃんは先月、難関私立大学の推薦試験を受けたのです。

そして、先日の発表の日、
学校の休憩時間にスマホで合格を確認し、すぐに連絡をくれたようです。

その気持ちと、見事合格が嬉しくて、私も心が暖かくなりました。

Cちゃん、本当におめでとうございます

 

立て続けに嬉しい報告を頂き、私も幸せな気持ちになりました

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道を伝えて己を伝えず

2018-12-09 | 日記

先週、立教大学のメサイアを聴きに行きました。

その際に、「立教学院展示館」にも立ち寄りました。
http://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/hfr/

「立教学院展示館」は、立教大学の敷地内に有り、
資料の展示、映像や写真を通して、大学の歴史や伝統を学ぶことが出来ます。

私は、展示館の中央に設置してある、チャニング・ウィリアム氏のコーナーに、
目が釘付けになりました。

チャニング・ウィリアムの精神
【道を伝えて己を伝えず】が、壁に大きく書かれてあったのです。

私は、その言葉の意味を考えて、衝撃を受けました。

 

チャニング・ウィリアム氏とは、立教大学の創立者で、聖公会の宣教師です。

彼は、自分の業績や、説教(礼拝の時に宗教的な内容を説き明かすこと)が、
後生に残ることを極端に嫌い、
帰国する際には、自分に関する全ての資料を焼却したそうです。

何て高潔な姿勢でしょう

そして、【私が】【私が】と思ってしまう自分が恥ずかしくなりました。

その余韻は今日もなお続いていて、レッスンの時等、ふとした時に思い出します。

自らの戒めとしなければ~と思っている次第です。

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