Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

テンプテーションズ  / The Temptations + ドレス・シャツ

2009-12-02 | Soul
 今回はテンプス。このアルバム「To be continued...」は1986年の作品です。二作前くらいからだったと思いますが、リード・ヴォーカルがアリ・オリー・ウッドソンに変わりグループの歴史に何度目かのピークを迎えました。

このアルバムは曲も揃っており、リードもグループに馴染んできて良く聴いたので思い出深い一枚です。この後出た「Special」で音が完成されたので、それと比べてしまうと音が雑駁に聴こえてしまうのは否めません。
しかし上り調子のアリのヴォーカルが、そんなことをカバーしてくれるくらい全開です。



ライブでアリがステージに登場すると、黒ぶち眼鏡をかけていました。
画像の左端の人物ですから、正直ちょっと違和感があるように感じました。

でも違ったんですね。そうです、初代のリード・ヴォーカル、デヴィッド・ラフィンへのオマージュでした。
そこから「Ain't too proud to beg」「My Girl」「Since I lost my baby」と、D・ラフィン在籍時のヒット・メドレーへとなだれ込みます。鳥肌たちました。もちろんその後、眼鏡取ってました。

昔、こういうグループのリード・ヴォーカルがやめていくと、喉を酷使して寿命を縮めて辞めていくイメージがあったのですが、よく考えるとD・ラフィンはその後もソロで活躍しました。

ウィーン少年合唱団の伝説みたいなところから来たイメージのせいでしょうか。



何故そんなにシャツの袖口が出ている時があるのかとのご質問ですが、
   ①留め忘れて
   ②袖自体が、長いから............です。
   
じゃ、なぜそんなに袖が長いかと申しますと、ホーズ履くのと同じ理屈からです。ご存知のように脛を見せないようにホーズ履きますが、手首も露出しすぎないようボタンを移動させてシャツのカフの緩みを調整し、カフがほぼ一定の場所に留まるようにしています。

必然的に袖が長くないと、腕の上げ下げや前に出したりの運動への追従性が得られませんね。
例えば、靴紐を結ぼうとしても、つっかえて腕が伸びません。

敬愛するイタリア人がインタビューで「シャツのカフは、かなりぴったりしてるのが好みです」と答えていました。実際に会った時見たら、適度な緩みはもちろんありましたが、私よりタイトでした。

目が慣れてくると、袖口が緩くてスカスカしているのは間が抜けて見えるようになってきます。例外的にフレンチ・カフの時は、バレル・カフの時より少なくとも1cmは緩くなっていないと構造上うまく手首のところに落ちてくれず、少し上にあがってしまう感じになります。
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