以前、画像にベルナール・ビュッフェの描いたクラシックカーの画集を使ったことがありました。
今回のレスリー・サールバーグが克明に描いた名車のイラストを見ると、ラルフ・ローレンならずとも2〜3台欲しくなるのではと思います。
車に興味のない私でさえ、これに乗ってピクニックなんか行ったらさぞ楽しいんじゃないかと思います。
それくらい、形として美しいように感じます。
その造形は一様でなくそれぞれ違うのに、ふと黄金比という言葉が浮かびました。
現代のものより1.5倍以上ありそうなのを所有したいという願望はありませんが、もっと小さなサイズで黄金比を感じさせるものもあります。
ちょっと大袈裟なようですが、やはり黄金比と言いたいようなバランス。
素人があれこれ悩まなくても細部にまで神経が行き届いた、こんな既製品が並んでいた時代があったのですね。
価格もきっとべらぼうなものではなかったはずです。
だからトランプが「アメリカに製造業を取り戻す!」と掲げた時、私の頭の中に浮かんだのは自動車産業などではなくこちらの方でした。
仮に製靴業がカウントに入っていたとしても、失われたレベルはそう簡単に取り戻せなかったとは思います。
これはどちらかと言えばR・チャンドラー「長いお別れ」の冒頭にイメージが近いですが.....
「例えばロールズは良い車だが、それに乗ってかしこまっていたら折角の良さが分からない。
服だってそうだ、良い服を着ているからといって汚れてしまわないか気にしていたりしたら、着心地などその服の良さが分からない。着たらそんな事はすべて忘れてしまう、それが大事」
と語っていたイタリア人を思い出しました。
ピクニックに出かけたアリアーヌとフラナガンさんの図。
一見フラナガンさんが楽しんでないように見えるのは、食べ終わったみたいに差し出された骨に肉が残っていなかったからか定かではありませんが、フラナガンさんはそんな事を気にする人ではないので、ご愛嬌です。
今回のレスリー・サールバーグが克明に描いた名車のイラストを見ると、ラルフ・ローレンならずとも2〜3台欲しくなるのではと思います。
車に興味のない私でさえ、これに乗ってピクニックなんか行ったらさぞ楽しいんじゃないかと思います。
それくらい、形として美しいように感じます。
その造形は一様でなくそれぞれ違うのに、ふと黄金比という言葉が浮かびました。
現代のものより1.5倍以上ありそうなのを所有したいという願望はありませんが、もっと小さなサイズで黄金比を感じさせるものもあります。
ちょっと大袈裟なようですが、やはり黄金比と言いたいようなバランス。
素人があれこれ悩まなくても細部にまで神経が行き届いた、こんな既製品が並んでいた時代があったのですね。
価格もきっとべらぼうなものではなかったはずです。
だからトランプが「アメリカに製造業を取り戻す!」と掲げた時、私の頭の中に浮かんだのは自動車産業などではなくこちらの方でした。
仮に製靴業がカウントに入っていたとしても、失われたレベルはそう簡単に取り戻せなかったとは思います。
これはどちらかと言えばR・チャンドラー「長いお別れ」の冒頭にイメージが近いですが.....
「例えばロールズは良い車だが、それに乗ってかしこまっていたら折角の良さが分からない。
服だってそうだ、良い服を着ているからといって汚れてしまわないか気にしていたりしたら、着心地などその服の良さが分からない。着たらそんな事はすべて忘れてしまう、それが大事」
と語っていたイタリア人を思い出しました。
ピクニックに出かけたアリアーヌとフラナガンさんの図。
一見フラナガンさんが楽しんでないように見えるのは、食べ終わったみたいに差し出された骨に肉が残っていなかったからか定かではありませんが、フラナガンさんはそんな事を気にする人ではないので、ご愛嬌です。