綴りを間違えて、桑田さんがパーフェクトを出したのを記念して言ってる訳でも、井戸掘りについて語ってるのでもなく、今日のタイトルはユベール・ド・ジバンシィの言葉だと外国の方が教えてくれました。
「クラシックは決して退屈なものじゃない」
ツマラナイなんてことナクナクナクないんですよ、と言ってます。
私どもが作っている服は、クラシックと呼んでもいいし、トラディショナルと呼んでも構いませんが、もちろん伝統的な男性の服に則ったスタイルです。
ただ日本で「トラディショナル」というと、ある時代の特定のスタイルだけを連想されるきらいがありますが、もっと本質的な伝統の部分を言ってます。
アラン・フラッサーの言葉を借りれば、その時代を超越したスタイルは
「1930年代に発展し、それからずっと父から子へ、そしてテイラーから客へと受け継がれてきたもの」
だと言います。
さらに誤解をさけるため付け加えると、それを時代に合わせて先人が少しずつ進化させてきました。
よく使うL.フェロウズやL.サールバーグのイラストにはキャプションが付いていて、描かれた服のディテールが単にアメリカ的というよりもっと古くからある場合など、そこに注目するよう但し書きを付しています(キャプションはイラストレーターとは別の人)。
読者に、「ご存知の見慣れたものが、正統とは限らないですよ」と注意喚起してるようです。
A.ヘプバーン等の衣装を担当したジバンシィの服は、今日までデザインソースとしても繰り返し使われてきました。
外国の方がよく言う、"Timeless classic"に昇華した訳です。
ちょっと「腹痛がイタイ」みたいな感じがしなくもありませんが、とにかく流行り廃りを超越したスタイルになりました。
さらにジバンシィは、デザインした服が出来上がってきた時より発注した生地が出来上がってきた時の方が、もっと嬉しそうだったと言います。
何となく楽しい話ですね。
画像はいずれも既出で、ドレススタイルでもありません。
このC.F.ピーターズが描いた力の抜けたジャケットスタイルを思い出し、庭仕事の好きそうな様子から下の画像を連想しました。
チャプリン演じるヴェルドゥー氏のような雰囲気ですが、これはこれで素材・型ともこうした装いのクラシックスタイルと呼んで差し支えないものだと思います。
クラシックと言えばしばらく前のこと、昼食後少し昼寝した方が健康に良いなんて説がありました。
そうだこれを流しながら昼寝でも...と思ったら、まったく寝られないというか、なんか寝かせてくれないんですね。
誰も寝てはならぬ、とは言ってないので勘違いかと思ってもう一度試すと、演奏するロストロポーヴィッチの「気」が凄くて、昼寝どころか退屈するスキさえありませんでした。
「クラシックは決して退屈なものじゃない」
ツマラナイなんてことナクナクナクないんですよ、と言ってます。
私どもが作っている服は、クラシックと呼んでもいいし、トラディショナルと呼んでも構いませんが、もちろん伝統的な男性の服に則ったスタイルです。
ただ日本で「トラディショナル」というと、ある時代の特定のスタイルだけを連想されるきらいがありますが、もっと本質的な伝統の部分を言ってます。
アラン・フラッサーの言葉を借りれば、その時代を超越したスタイルは
「1930年代に発展し、それからずっと父から子へ、そしてテイラーから客へと受け継がれてきたもの」
だと言います。
さらに誤解をさけるため付け加えると、それを時代に合わせて先人が少しずつ進化させてきました。
よく使うL.フェロウズやL.サールバーグのイラストにはキャプションが付いていて、描かれた服のディテールが単にアメリカ的というよりもっと古くからある場合など、そこに注目するよう但し書きを付しています(キャプションはイラストレーターとは別の人)。
読者に、「ご存知の見慣れたものが、正統とは限らないですよ」と注意喚起してるようです。
A.ヘプバーン等の衣装を担当したジバンシィの服は、今日までデザインソースとしても繰り返し使われてきました。
外国の方がよく言う、"Timeless classic"に昇華した訳です。
ちょっと「腹痛がイタイ」みたいな感じがしなくもありませんが、とにかく流行り廃りを超越したスタイルになりました。
さらにジバンシィは、デザインした服が出来上がってきた時より発注した生地が出来上がってきた時の方が、もっと嬉しそうだったと言います。
何となく楽しい話ですね。
画像はいずれも既出で、ドレススタイルでもありません。
このC.F.ピーターズが描いた力の抜けたジャケットスタイルを思い出し、庭仕事の好きそうな様子から下の画像を連想しました。
チャプリン演じるヴェルドゥー氏のような雰囲気ですが、これはこれで素材・型ともこうした装いのクラシックスタイルと呼んで差し支えないものだと思います。
クラシックと言えばしばらく前のこと、昼食後少し昼寝した方が健康に良いなんて説がありました。
そうだこれを流しながら昼寝でも...と思ったら、まったく寝られないというか、なんか寝かせてくれないんですね。
誰も寝てはならぬ、とは言ってないので勘違いかと思ってもう一度試すと、演奏するロストロポーヴィッチの「気」が凄くて、昼寝どころか退屈するスキさえありませんでした。