Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

フレッド・アステア

2020-04-15 |  その他
あいにくの天候で50mも歩かないような日が2日続くと、自分でも心配になります。
普段開かない本やDVDを観る絶好の機会なのですが、思い通りいきません。
白黒映画はお子さんにウケないかもしれませんが、アステアがA.ヘップバーンやL.キャロン、J.ガーランドと共演したカラー作品は、ご家族でも楽しめる内容だと思います。
もちろんこれをご覧いただくような方は白黒も問題ないでしょうから、ウォームアップにアステアの画像はいかがでしょう。



1935年「トップ・ハット」撮影の合間、左から監督のマーク・サンドリッチ、ジンジャー・ロジャース、アステア、この作品の他「イースター・パレード」はじめ数々のスタンダード曲を作るアーヴィング・バーリン。
I.バーリンはジョージ・ガーシュインと一緒にスペクタイター・ルックで写ったのもなかなかお洒落でしたが、この何でもないカッコもご本人のバランスにうまく合っています。



例のロンドンの仕立て屋さんが使う二穴のボタンで、素材はホーンのようです。
セオリーどおり、タイをおさえるものは水平でなく、ちゃんと斜めにするのを忘れていません。



1949年、MGMのスターを一堂に集めた昼食会で、前年大好評だった「イースター・パレード」で共演のジュディ・ガーランドと。
残念ながら共演二作目の「ブロードウェイのバークレー夫妻」はJ.ガーランドが健康上の問題で途中降板となり、ジンジャー・ロジャースが呼ばれました。
ロジャースももちろん悪くありませんが、J.ガーランドのもさぞかし...と思うと残念です。
アステアはこの写真以外にも、ジャケットの下によくカーディガン(ヴェストでなく)を合わせています。



アステアが履いているスリッパーはダグラス・フェアバンクスからの贈り物、手前はすべてタップ用かどうか分かりませんが、シューズの底の金具にヤスリをかけている図だそうです。

以上"Fred Astaire His Friends Talk" という本から。


1960年Esquire "The Art of Wearing Clothes" より 以前も使ったアステアのインタビュー。

アステアはそう言ってますが、以前は色々な人にお勧めしました。
お洒落が好きで仲良くしていただいた米澤さんとも、アステアの話をしたと思います。
今日は久しぶりに麗らかな陽気で、優しかった米澤さんをおくるのによい日でした。

適度に散歩などおりまぜこの状況を乗り切ったあかつきには、アステアみたいな軽い足取りで出かけたいと思います。
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