デェの日、私は朝ドラを見ながら化粧して洗濯物を干してから夫を見送る。
送迎車が来るまでに時間は十分あるのに夫はせかせかと出かけようとする。
半年前までは玄関で待機していたのに、今は約50m先の橋まで出る日が多い。
初めの頃は転ばないようにこわごわだった足どりも大分しっかりしてきた。
それでも私と一緒だったのに自信を取り戻したのか一人で行こうとする。
「干し終わるまで待ってよ」と言うのに抜け駆けするように居なくなる。
「もう~せっかちなんだから」とブツブツ言いながら私は後から追う。
夫は先に着くと電柱の陰に立って家の方を見ながら私を待っている。
私が少し遅れると心配そうにキョロついている。子供みたいで笑える。

送迎車が来るまでに時間は十分あるのに夫はせかせかと出かけようとする。
半年前までは玄関で待機していたのに、今は約50m先の橋まで出る日が多い。
初めの頃は転ばないようにこわごわだった足どりも大分しっかりしてきた。
それでも私と一緒だったのに自信を取り戻したのか一人で行こうとする。
「干し終わるまで待ってよ」と言うのに抜け駆けするように居なくなる。
「もう~せっかちなんだから」とブツブツ言いながら私は後から追う。
夫は先に着くと電柱の陰に立って家の方を見ながら私を待っている。
私が少し遅れると心配そうにキョロついている。子供みたいで笑える。
