井上ひさしの「一分の一」上下巻を読み進む内、ありゃ~。
下巻半分の辺りで結末が知りたくなって最後のページを開いた。
すると未完ではないか。そんな事は知らずはしごを外された気分?
戦後日本が米・英・中・ソ連の4国に分割占領されて40年経過。
そんな設定で元のように1国に統一したいと主人公が奮戦する話。
漫画的で馬鹿らしい場面も多いがその奇想天外さが愉快でもある。
背表紙に「ふかいことをゆかいに」と作者の信条?が書かれている。
7年も断続的に雑誌に連載した後に中断、その数年後に作者没す。
未完なのが非常に残念、でも考えさせられる作品。

下巻半分の辺りで結末が知りたくなって最後のページを開いた。
すると未完ではないか。そんな事は知らずはしごを外された気分?
戦後日本が米・英・中・ソ連の4国に分割占領されて40年経過。
そんな設定で元のように1国に統一したいと主人公が奮戦する話。
漫画的で馬鹿らしい場面も多いがその奇想天外さが愉快でもある。
背表紙に「ふかいことをゆかいに」と作者の信条?が書かれている。
7年も断続的に雑誌に連載した後に中断、その数年後に作者没す。
未完なのが非常に残念、でも考えさせられる作品。
