鬼の居ぬ間に

朝、ちぐはぐな恰好で出張する息子を駅まで送った。

帰宅後、好天だからこの際彼の布団を干しておこう。

 

部屋に入るとあきれるほど汚い、だらしがなさすぎる？

常はなるべく干渉するまいと心がけているが無視できない！

 

机の上は触らず、ゴミを拾って掃除機をかけ窓も拭いた。

彼は気働きは良く出来るのに、片付け等はどうでも良し？

 

埃で死ぬ人は居ないと言うが、私は余分の仕事に追われた。

マシになった部屋に彼は余計なお世話、有難迷惑と怒りそう？

 

普段は見て見ぬ振りだが、鬼の居ぬ間に彼の服の整理もしよう。