先々週末は講演が本年度唯一ない土日でしたが,
その理由はライブ.
ライブは先日のブログ通り,
まずは成功というべきもので,
その翌日は教え子の結婚披露宴に出席しました.
月曜より通常授業が始まり,
ライブの反省,余韻を忘れるように,
原稿締め切りに追われ,
いつもの自分に急激にシフトチェンジするといった先週でした.
講談社の原稿は「運動と認知機能」というテーマであり,
「運動が認知機能を高めるエビデンス」をというものです.
この手のシナリオは私にとって面白くなく,
結局は疫学的研究で,運動している者は認知機能が高いとか,
運動を集中的にする介入で認知機能が高まるとか,
お決まりのパターン考察で,
なんかわくわくしない,
まあいったら,誰でも考えることのできる研究なのです.
先日のNHKでもあった,ほめたらUPするとかもそのたぐい.
なんか人間を単純化しすぎとついつい思ってしまうのです,
結局は運動もほめるというのも「刺激」するの視点でしかとらえていないと思うのです.
だから,単純な思考の持ち主はすぐにその結果に飛びつく.
けれど,日常的に考えると,
人間,そして社会構造はそのような断面的なものではなく,
ズーと続いている知覚現象であるわけですから,
パッチワークのような物理的刺激だけでは物語はつくれないと思うのです.
さて,こっからブログは加速度的にタイプされるはずですが,
私の疲労はピークのようで,ここで止めます....
うてません.
昨日は名古屋で講演でした.
まあ,適度な講演ではなかったかと思うところです.
いかんいかん.思うようにうてません(笑).