今日は午前中より丸10時間ぐらい座り、新4年生の実習配置に精を出す。
結局仕上がらなかった。明日にはこのパズルを完成しないといけない。 まだ2期なので楽と思いきや、学生の人数が74名なのでこっちに大変。前任地では3期だったので、ひとつを操作すると10人ぐらい入れ替えないといけなく、三日三晩の仕事だった。今度は人の多さに参る。
やっぱり30~40名定員ですよ、せめて。20名の昔が懐かしい。国公立はまだ20名ですね。
それにしても、学生たちは通勤のことのみの希望か(なかには目的意識があるのもいるが)。これはシミュレーションにたけた前頭葉の仕業だが、これにはちょっと夢がない。
自分の実習地は勝手に決められ、それに従うだけだった。厳しいところであったりもするが、それも運命として受け入れた。
ここんとこの学生は根はまじめなのだが、逆境に弱い。「安全基地」にバリアがかかったお子さんたちばかりかな。
ちなみに、5月から12月まで実習してたな。1月に卒論を仕上げ、2月のみ国家試験の勉強をしていた。今は参考書も増え、恵まれているのか恵まれていないのかよくわからん。与えられた「情報」になっている模様。「情報」は自ら入手し、改変するもの。その手続きが勉強である。
実習は浜松医大-高知愛和(現高知総合リハ病院)-熊本機能病院だった。
今考えると施設的に恵まれた時代だった。体験症例は20例を超え、ほとんどが違う疾患だった。
もうそういう実習はこないのかな。だとすれば、クリニカルクラークシップを定着すべきである。協会の教育部のみなさん、導入はしたが、そろそろ倫理の面でも徹底する時期ではないでしょうか。このスタイルは臨床実習指導者の若さに対応した形だと思う。
さて、明日、パズルを仕上げよう。そして、会議にかけ、またパズルを壊しながら、あ~でもないこ~でもない意見交換をし、学生のよき学習のため教員一同で努力をしようじゃりませんか。
明後日は大学のサークルで少し話します。