blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

影武者してまで・・・。

2012-08-07 22:15:50 | 日記
お盆前の週はやはり長い休みをにらんで大量の注文が入っている。
月初めの1~3日あたりが忙しいのはいつものことだが、この月火の2日間は月初のバタバタを超える状況だ。
特殊要因とはいえ、毎日毎日何時に終わるのだろうと気をもむ日々が続いている。

あまりに出荷が多ければ、製品の補充作業は翌日の早朝回しになることはチラっと書いた。
私は月曜の自動倉庫を担当し、結局は補充にまったく手が付けられなかったため、今朝はいつもより3時間の早出をして作業に参加した。
作業量からかかる時間を逆算してそうなったが、ちょうど始業のラジオ体操までに終わらせることができた。

さて今朝は、会社のカギが開く前に着いてしまったのでクルマの中で待っていたら、今日付けの有給の届けを出して休みのはずのリーダー氏のクルマが来た。
やはり早出してきていた副リーダー氏に「実際に作業はしたのか」と聞いたら「うん、ちょっと」と言う。
こういうケースではタイムカードは押せないだろうから、自ら影武者としてサービス残業を買って出たということか。

連日持ち越しの仕事が多くなっている現状を心配する気持ちは分からないでもないが、自分の休日なのにわざわざ朝の5時に、全員が揃わない時間帯に、しかも上にもだまって会社に出てくるというのは理解しがたい。
責任感や使命感とは関係のない、ただの自己アピールのためと言われても仕方がない。
繰り返しにはなるが、時間外に長く会社にいることがこの節プラスの評価につながると思っているとしたらかなりズレた感覚と言わざるを得ない。
何かと言い訳を付けてはしぶとく会社に残ろうとする姿に、ある種病的な雰囲気さえ感じているのは私だけではないはずである。

今日も昨日と同じくらいの仕事量があって、やはり持ち越しの作業が出た。
当日の自動倉庫担当者が主になるから、明朝は副リーダーのK氏が3時間早出する。
私は明朝は主担当ではないので、半分だけもらって1時間半を手伝う予定である。
主担当だ何だという面は完全に無視して主担当と同じ時間にのうのうと出てくる人間が多いのが大きな問題だが、作業の内容を考えても同じ時刻に出てくる必要性がないからいったいどういうことなのかと思う。
夜の残業を本社に「締められた」からといって、朝は好きなように出てきていいということにはならない。
ましてや「影武者」までが許される現状は、もはや一種のモラルハザードが起きていると言っても過言ではない。
このままでは本当に部署ごとリストラを食らっても文句は言えないような気はしている。

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