blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月16日~17日の行状

2012-08-19 21:00:39 | 旅行
明日から通常勤務が始まるので、旅行記は今日のうちに終わらせる。
長い休みの後はおそらく大変な作業量が待っていて、しばらくは本欄もままならないかもしれない。
「切らしてはいけない」製品を扱っている以上は仕方がない。

さて、競馬がらみの目的は果たし、この旅の最後の目的は「山形県に行くこと」であった。
山形市の立石寺(山寺)に行くことは決めてあり、そこを描いた絵が新幹線の座席に備え付けてある月刊誌の表紙にもなっていたので、余計に行こうと思った。
仙台のホテルを出て、さっそくJR仙山線に乗り込み山寺駅を目指した。
仙山線は仙台駅を出ると駅ごとに標高を上げていき、愛子(あやし)駅を過ぎると完全に山岳路線の趣となった。
仙台から約1時間、宮城と山形の県境をトンネルで越えて間もなく山寺駅に着いた。

この日は雨の心配はなかったものの、かなり暑くなることは予報で言っていた。
頂上に着くには千以上はあろうかという急な石段を登っていかなくてはならない。
せっかく来たのだからお手軽コースで帰ってはもったいないと思って登りだしたが、道中はかなり厳しいものになった。
しかし、「動きやすい服装」すら逸脱した人間も懸命に登っている中、あきらめるわけにはいかなかった。

写真はふもとからのアングルのものを載せたが、頂上付近からの景色は素晴らしく、久しぶりに「観光した~」という感じになれた。
もともと写真で見ていつかは行きたいと思っていて、それが実現したのだから嬉しさはひとしおだった。
その後は仙台駅でおみやげを物色するため、昼過ぎに仙台方面に取って返した。

これで東北からはお別れとなり、16日は大宮駅近くに宿を取っていた。
新幹線に乗ってしばらくして、JR東北本線の郡山と黒磯の間が大雨で運転していないという。
新幹線や私の行程には影響はなかったが、確かに福島と栃木の県境付近「だけ」すごい雨が降っていた。
今年の夏は「局地的」にいろんなことが本当によく起きる。

大宮の宿は鉄道博物館の近くにあって、宿の名前にも「鉄道」が入っているくらいのところだった。
「泊まれるスーパー銭湯」というのが表現としてはピッタリだとは思うが、まだ新しいこともあり宿泊施設としても悪くなく、値段も場所を考えれば手頃なほうだろう。

17日は旅の最後に鉄道博物館に行った。
国鉄時代からの鉄道ファンでもある私だから、懐かしい車両に感動して写真もいっぱい撮ってきた。
東北・上越新幹線ができて今年で30年、今回はずいぶんお世話になったが、それ以前のゆったりした旅もあえてやってみたいと考えたところである。

今回の旅で新たに岩手と山形を訪問して、足を踏み入れていない県はいよいよ2ケタを切って9つとなった。
地方競馬場は盛岡と水沢を加えたから、あと4場である。
どちらが先になるかは分からないが、そう遠くない時期に達成されてくるものと思う。

今回は、100%満足とはいかなかったがケガや病気もなくいい旅ができた。
行きそびれたところはまた機会を作ればよい。
JRのポスターには「東北を旅する、という支え方もある」とあった。
わずかでもまた東北のためになることができたら素晴らしい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月15日の行状

2012-08-19 07:54:12 | 旅行
この盆休に限らず、最近は普通の休日でも目覚めは早い。
仕事の日は通常6時に起きる。
そのリズムが休みでも崩れないのは体にはいいかもしれないが、トシを食ったのかなという気にはなる。
記憶が薄れないうちに、朝早くながら旅行のことを書いておく。

15日はまず水沢競馬場。
復路の盛岡→仙台の列車は決めてなく、無料バスの時刻の関係で盛岡駅からは在来線の各駅停車で水沢駅まで行くのがちょうど良かった。
移動が高速列車ばかりだったから、いい気分転換にもなった。
駅の東側には何もなく、そこから1日ただ1本の9時50分発のバスに乗って約10分で競馬場に着いた。
さすがに盛岡よりは設備は古く、コースも平凡な右回りダート、旧スタンドにもさすがに時代を感じたが、4コーナー側には大型ビジョンも備える立派な発売所があった。
仙台への移動のため朝からの3レースだけやって出てきたが、これで未訪問の競馬場をまた1つつぶすことができた。
地方の中でも積極的に努力しているように見える岩手競馬にも存廃の論議があるらしいが、馬文化が根付いた岩手から競馬が消えるのはいかにももったいない気がする。

さて、競馬場を出るとタクシー乗り場はあるものの、こちらの撤収が早かったためか1台も待ちがいない。
タクシー各社の電話番号は書いてあったが何となく面倒になり、予定の列車には時間もあったから東北新幹線の水沢江刺駅まで歩くことにした。
タクシーで5分ということなら2kmくらいとタカをくくって暑い中を汗だくになって歩いたが、そのおかげで北上川の広々とした景色を写真に収めることができた。
仙台までは短時間なので自由席特急券を買って乗り込んだら、世の中はUターンラッシュというやつで自由席はかなり混んでいた。
こちらは一人だからうまく席が見つかって良かったが、大人数の家族連れでは、奥さんや子供を座らせ自分は立っている悲しきダンナの姿を何人も見た。

仙台駅からはまずホテルに一直線で向かい、歩きの疲れもあって夕方まで眠りこけることになった。
せっかくの大都会だから街歩きもしたかったのだが、結局名物の牛タンのお店で定食とビールというベタな夕食をとっただけで、仙台ではほぼ何もせず「泊まっただけ」になってしまった。
仙台にはライブハウス「kento's」もあったのにもったいないことをした。

競馬がらみは終わらせてあとは観光の予定だったが、次の16日が思った以上に旅のハイライトになった。
その16日と、最終日の17日を次の記事にまとめて旅行記は終わりにしたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする