blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

ゆっくり前進

2021-06-01 22:19:50 | 日記
まだ元気モリモリとは言えない状況ながら、今日は一つ予定があった。
遠くに行くわけではなく午前中でもよかったが、結局昼過ぎになってしまった。

訪ねたのは市役所の窓口である。
2月に実家を出て以来、オフクロは毎日のように住まいに来るがオヤジは一人で来たことはないからほとんど顔は見ていない。
しかし、3月中頃から私がまた仕事ができなくなった状況は分かっていて、オヤジは5月某日に私が今日訪問した窓口に行っていたとオフクロから聞いたのである。
オヤジはオヤジなりに心配してくれていることを痛く感じたから、当事者である私が近日あらためて行くと約束していた。

話の要点としては、病気を抱えながらも20年間一般就労で何とかしようとしてきたのをここで見直し、受けられる支援はありがたくいただきながら息長く社会と関わりを持っていく方向に舵を切ることにした、ということである。
今まで積み上げてきた経験や、獲得してきた技術・資格などを考えると、支援を受けながら働くという決断は「もったいない」と言われるかもしれないが、これまで一般就労で働く中である日突然調子を落とし、結果的にそれぞれの環境に多大な迷惑をかけてきたことは確かである。

それならば、私が抱えるような目に見えない病気にも理解があって、イザという時には原因の振り返りなどのフォロー体制もあるところでお世話になる、という形の方が間違いなく長続きするのではないか。
一般の環境で働けば否応なしに無理がかかる場面も想像されることから、あらためて飛び込んでいくのにはリスクが大きいのではないか。
たとえ格好が悪いと言われても、経済的に不安が少ない形を作って周囲の心配を減らして生きていくことが大切ではないか。

具体的には、手帳を取るとか年金を申請するとかという話になるので、役所や相談窓口の指示に従い一歩ずつ進めていきたい。
他よりも歩みのスピードは遅くはなるが、歩き続けることが大事だと思って、これからの日々を今まで以上に大切にしながら過ごしていきたい。

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