毎月最終日はその月を振り返る。
とにかくこのひと月でいろいろなものが変わった。
変わることに対しての手続きや行動にも追われているうちに、10月はあっという間に過ぎてしまった感じだ。
9月の下旬に前の会社を辞める決意をしてそれを伝達し、幾度かの話し合いの後でも私の意思は変わることはなく、しかし休暇日数の関係で9月いっぱいは出席の予定でいた。
上半期最後までしっかり出て辞めたい気持ちはあったが、私がどうしても職場内で看過できなかった事柄を一つ明らかにしたことによって、一度に数名もの人間の今後に影を落とすことになったため、9月の最終週の出勤も難しくなり、その間は転勤を見越して進めていた荷物の整理をするくらいで、近い将来に向けての具体的なプランはボンヤリとしたままであった。
ちょうど9月の末日に台風が当地を去り、10月に入ってようやく今に至る動きを始めた。
列挙すれば、まずは当地に残って出直す決断から始まり、住まい探しから契約、仕事探しから面接そして内定、前の会社に対する手続き、退職に伴う役所での保険や年金の手続き、当然ながら引っ越し、そして旧の自宅の清掃と引き払い、新しい住まいの整頓、各所に対しての住所変更の手続き、ここまでやって気持ち的にも落ち着いたのが10月の25日あたり、しかし29日つまり今週の月曜からは新しい職場での仕事が始まり、まる3日が過ぎたところで10月の終わりを迎えている。
仕事に関しては具体的に何かを書くべきではないし、その段階にもない。
ただ今の時点では環境的には温かく見守ってもらえている実感があり、後は私の努力次第で楽しさも加えながらやっていけそうな気持ちになれているのは望外のことだ。
世の中のいわゆる人手不足の風に乗ったと言われればそれまでだが、縁があって入った環境とそこでの新しい出会いは間違いなく私にとってはいいものを連れてきてくれたと心から思う。
仕事を離れた部分でも、10月は何かと節目と呼ばれる出来事が多かった。
春先から進めてきた某音楽プロジェクトでは、ついに私のために作られた曲のCD化が成り、期間は区切られるとはいえネット上にも音源が流される。
旅と歌を愛する不良中年として、旅の方の目標は国内に関してはあらかた達成されている中、歌の方でも1曲ながら証のようなものを残すことができた。
また、これまでは会ったことがないような種類の人にも多数会い、視野がまた一つ広がった。
もちろん、職場が変わる前から当地で付き合いを続け、これからもそうしてくれる存在も大切にしていきたい。
しかし、退職というリスクまで冒しながらも徐々に自分の環境を自分が望むように変えていこうと動き、わずかひと月でそれがほぼ実現したことは奇跡的というほかはなく、一時は心配をかけた地元の家族を安心させられたことも含めて、これほど実のある前進が得られた月もそうは多くない。
11月は誕生月であり、また一つ年齢を重ねてしまうが、そこからの一年がどんなふうに展開していくのか、今回ほど楽しみな年もない。
限られた人生(=時間)をどう使うか、人生の主人公はまさに自分であると思えば、思い切って行動すべき時は迷っている暇はない。
疲れをためて体を壊さない程度に、しかし決して守りに入らず、思いつくことがあればさらに積極的にトライしていきたいと誓い、激動の10月を終えたい。
とにかくこのひと月でいろいろなものが変わった。
変わることに対しての手続きや行動にも追われているうちに、10月はあっという間に過ぎてしまった感じだ。
9月の下旬に前の会社を辞める決意をしてそれを伝達し、幾度かの話し合いの後でも私の意思は変わることはなく、しかし休暇日数の関係で9月いっぱいは出席の予定でいた。
上半期最後までしっかり出て辞めたい気持ちはあったが、私がどうしても職場内で看過できなかった事柄を一つ明らかにしたことによって、一度に数名もの人間の今後に影を落とすことになったため、9月の最終週の出勤も難しくなり、その間は転勤を見越して進めていた荷物の整理をするくらいで、近い将来に向けての具体的なプランはボンヤリとしたままであった。
ちょうど9月の末日に台風が当地を去り、10月に入ってようやく今に至る動きを始めた。
列挙すれば、まずは当地に残って出直す決断から始まり、住まい探しから契約、仕事探しから面接そして内定、前の会社に対する手続き、退職に伴う役所での保険や年金の手続き、当然ながら引っ越し、そして旧の自宅の清掃と引き払い、新しい住まいの整頓、各所に対しての住所変更の手続き、ここまでやって気持ち的にも落ち着いたのが10月の25日あたり、しかし29日つまり今週の月曜からは新しい職場での仕事が始まり、まる3日が過ぎたところで10月の終わりを迎えている。
仕事に関しては具体的に何かを書くべきではないし、その段階にもない。
ただ今の時点では環境的には温かく見守ってもらえている実感があり、後は私の努力次第で楽しさも加えながらやっていけそうな気持ちになれているのは望外のことだ。
世の中のいわゆる人手不足の風に乗ったと言われればそれまでだが、縁があって入った環境とそこでの新しい出会いは間違いなく私にとってはいいものを連れてきてくれたと心から思う。
仕事を離れた部分でも、10月は何かと節目と呼ばれる出来事が多かった。
春先から進めてきた某音楽プロジェクトでは、ついに私のために作られた曲のCD化が成り、期間は区切られるとはいえネット上にも音源が流される。
旅と歌を愛する不良中年として、旅の方の目標は国内に関してはあらかた達成されている中、歌の方でも1曲ながら証のようなものを残すことができた。
また、これまでは会ったことがないような種類の人にも多数会い、視野がまた一つ広がった。
もちろん、職場が変わる前から当地で付き合いを続け、これからもそうしてくれる存在も大切にしていきたい。
しかし、退職というリスクまで冒しながらも徐々に自分の環境を自分が望むように変えていこうと動き、わずかひと月でそれがほぼ実現したことは奇跡的というほかはなく、一時は心配をかけた地元の家族を安心させられたことも含めて、これほど実のある前進が得られた月もそうは多くない。
11月は誕生月であり、また一つ年齢を重ねてしまうが、そこからの一年がどんなふうに展開していくのか、今回ほど楽しみな年もない。
限られた人生(=時間)をどう使うか、人生の主人公はまさに自分であると思えば、思い切って行動すべき時は迷っている暇はない。
疲れをためて体を壊さない程度に、しかし決して守りに入らず、思いつくことがあればさらに積極的にトライしていきたいと誓い、激動の10月を終えたい。