毎月最終日はその月を振り返る。
月の最初が連休だったせいか、5月はあっという間に終わったような気がする。
仕事を含め全体には順調だったが、下旬に風邪をひきここしばらくはスッキリしなかった。
少しずつ不快な要素は取れていき、今はノドのガラガラがわずかに残る。
アレルギーも関係しているかもしれないから、掃除などやるべきことはしっかりやりたい。
5月は個人的には大きなことはなかったが、国としては伊勢志摩サミットという大切な行事があった。
東海地区での開催とあって地元のニュースでも連日取り上げられ、テロを警戒した警備も相当の規模だったようだ。
私がいる愛知県の北部はものものしい雰囲気はなく、休日も規制や検問がありそうなところには近づかなかったからあまり実感はない。
開催地に近い地域に住む者として、無事に日程が終了したことを喜びたい。
サミット後、広島に米国の大統領が訪問したことも大きな話題となった。
原爆資料館からわずか10分で出てきたことを騒ぐ向きもあったが、内実は米国側から「10分でも」という要請があったからと言われ、資料館側もこれに応えて展示を凝縮して短時間で見られる工夫を施していたらしい。
献花をして黙とうをささげ、慰霊碑の前でのスピーチは約17分、これも数分の予定を大幅に超えてのことだった。
表現は慎重になり過ぎた感はあるものの、歴史的な瞬間だったことは間違いない。
日米関係者双方の努力に感謝したい。
オバマ大統領の8年間に関してはいろいろな意見があるが、平和を愛し対話を重視する姿勢は、イランやキューバとの関係を改善した一方で、中東では過激派の台頭を招いた。
世界の警察としての役割を徐々に薄めつつあるところにつけ込んで、中国が海洋進出を強めてもいる。
いわゆる「いいひと」が米国の大統領をやるとこうなるという見本だったかもしれない。
ただ、オバマ大統領の後、今有力とされる候補者のどちらが大統領になっても米国は今よりさらに内向きになるだろう。
米国にかつての力はないとなれば、我が国もいよいよ「いいひと」の殻を破って主権国家にふさわしい姿になるべきで、モタモタしていると隣国に飲み込まれることになる。
安全を他国の良心にオマカセしている国は世界のどこを探してもない。
世界戦争は70年以上ないことにはなっているが、1945年以後も世界の至るところで争いが起き、膨大な犠牲者が出ている。
今も戦乱のせいで住むところや生まれ育った土地を奪われる人が大勢いる。
自室でバレーボールの世界最終予選を寝転がって見ていられるのも今ある平和のおかげだ。
平和は決して当たり前ではないことを心に留めながら、一個人として毎日を大切に過ごしていけたらと思う。
月の最初が連休だったせいか、5月はあっという間に終わったような気がする。
仕事を含め全体には順調だったが、下旬に風邪をひきここしばらくはスッキリしなかった。
少しずつ不快な要素は取れていき、今はノドのガラガラがわずかに残る。
アレルギーも関係しているかもしれないから、掃除などやるべきことはしっかりやりたい。
5月は個人的には大きなことはなかったが、国としては伊勢志摩サミットという大切な行事があった。
東海地区での開催とあって地元のニュースでも連日取り上げられ、テロを警戒した警備も相当の規模だったようだ。
私がいる愛知県の北部はものものしい雰囲気はなく、休日も規制や検問がありそうなところには近づかなかったからあまり実感はない。
開催地に近い地域に住む者として、無事に日程が終了したことを喜びたい。
サミット後、広島に米国の大統領が訪問したことも大きな話題となった。
原爆資料館からわずか10分で出てきたことを騒ぐ向きもあったが、内実は米国側から「10分でも」という要請があったからと言われ、資料館側もこれに応えて展示を凝縮して短時間で見られる工夫を施していたらしい。
献花をして黙とうをささげ、慰霊碑の前でのスピーチは約17分、これも数分の予定を大幅に超えてのことだった。
表現は慎重になり過ぎた感はあるものの、歴史的な瞬間だったことは間違いない。
日米関係者双方の努力に感謝したい。
オバマ大統領の8年間に関してはいろいろな意見があるが、平和を愛し対話を重視する姿勢は、イランやキューバとの関係を改善した一方で、中東では過激派の台頭を招いた。
世界の警察としての役割を徐々に薄めつつあるところにつけ込んで、中国が海洋進出を強めてもいる。
いわゆる「いいひと」が米国の大統領をやるとこうなるという見本だったかもしれない。
ただ、オバマ大統領の後、今有力とされる候補者のどちらが大統領になっても米国は今よりさらに内向きになるだろう。
米国にかつての力はないとなれば、我が国もいよいよ「いいひと」の殻を破って主権国家にふさわしい姿になるべきで、モタモタしていると隣国に飲み込まれることになる。
安全を他国の良心にオマカセしている国は世界のどこを探してもない。
世界戦争は70年以上ないことにはなっているが、1945年以後も世界の至るところで争いが起き、膨大な犠牲者が出ている。
今も戦乱のせいで住むところや生まれ育った土地を奪われる人が大勢いる。
自室でバレーボールの世界最終予選を寝転がって見ていられるのも今ある平和のおかげだ。
平和は決して当たり前ではないことを心に留めながら、一個人として毎日を大切に過ごしていけたらと思う。