blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

なんだったんだろ

2024-08-25 10:36:12 | 休日

長い盆休みも明け日常が戻った。

それにしても盆を境にしてのこの忙しさは一体なんなのか。

現場も事務方も圧倒的な物量を前に目の前でいっぱい、商売には付き物とはいえ変更や追加の嵐、加えて絶対に書けないレベルでの「2024年問題」の象徴的な出現など、バタバタという言葉ひとつで片付けるには組織自体が間に合っていない印象すら受けた。

 

自分の仕事は周囲の流れとは少々離れた位置にあり極端に仕事量が上振れした感じはないが、自分のことが終わったから帰っていいという雰囲気では毛頭なく、16時半に自分の仕事を終えても帰るのは20時を過ぎることもあった。

一日のうちのかなりの割合が他の手伝いというのは自分だけのことを言えば正直おもしろくない。

しかしそういう曇った気持ちでやっていると不思議と自分のこともうまく回らなくなって焦る。

本来我々の仕事には関係ないドライバーさんも総掛かりになっている状況でひとりだけスカしているわけにはいかない。

 

今週は土曜当番だったが、自分の担当業務は金曜のうちに終わっていて朝の段階ではすることが決まっていなかった。

ただ他の担当では週明けに向けてまだまだやることがたまっていたようで、結局私自身は今の担当になる前にやっていた仕事を中心に一日を過ごすことになった。

久々にやって失敗しないか心配ではあったが、一年近く引き受けていた仕事は幸い体にしみついていて、何事もなく所定の数量を終えることができた。

本来月金でもつらいところ月土でほぼほぼフル稼働はさすがに体にこたえる。

貴重な日曜は、今本欄を更新してその後はどうしようかという状態だ。

昼寝も含め思い切り休むのが常道だろうが、ごみ捨てや買い物などしたいこともないではない。

早いうちに雑事は済ませて、引き続き忙しい予定の週明けに備えるのがいいだろう。

 

なんだったんだろといえば、ちょうど2週前に会社の面々と飲む機会があった。

その時はその時で楽しかったしその席に呼んでもらえたことにも感謝している。

しかし盆休みが明け全員が集合しても誰もその会のことを話題にしない。

朝一番には幹事役の先輩に「お疲れ様でした」と声をかけたが、返ってきた言葉は「オレ何も覚えとらん」という素っ気ないものだった。

お酒が進み日付が変わったような段階でそれ以降の記憶がないのは分かるが、一次会が終わった21時半くらいのことまで記憶にないとはさすがに思えないし、お疲れ様でしたに対する返答としては何だか不自然にも思えた。

二次会では誰がどう見てもいちばんハジケていたのは自分だったので、好意的にとらえてくれる方がいた一方で、当方が「幹事を立てていない」などと不快に思った方もいるかもしれない。

気の張らないメンバーの集まりといっても振る舞いとして全員を納得させることはほぼ無理である。

 

私自身、仕事の時は仕事のことしか考えないしいつも難しい顔をしている。

フキハラ(不機嫌ハラスメント)と言われるのは不本意だが、他人の危険な行動には声を上げるし身勝手な行動にはイライラもする。

だからといって私自身は日々仕事でいっぱいいっぱいで趣味ひとつない無味乾燥な人間ではない。

今の現場で宴会に出るのは初めてだったにしろ、私の場合は普段仕事では見せない姿をかなり強烈に体現したものだから今は周囲がどう接していいか分からなくなっているのかもしれない。

楽しい宴会の後で互いの親睦が深まったかと思えば、私にとってはどうやら遠心力のようなものが働いてしまったようである。

もとより「読まれやすい」人間ではいたくなく、そういう人間は何かと他人に付け込まれるのは自身の体験でよく知っている。

仕事も目一杯、遊びも目一杯やった結果が「遠心力」ということであれば、心持ち的にはほとんど「無敵」であると言えるので、他人をバカにしない範囲で自信を持って日々を過ごしていっていいのだと思う。


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