blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

9月を振り返って

2024-09-30 20:54:55 | 月末振り返り

毎月最終日はその月を振り返る。

秋分を境に猛暑もようやく収まって過ごしやすい気候になった。

近年は我が国も暑いか寒いかしかないような感じになっているが、遅ればせとは言っても秋は秋らしくいってほしい。

 

仕事は全体としては8月のようなバタバタは落ち着いたが私の担当は最終週になってかなり特別な状態になった。

それでも、ほとんど他人の手助けが望めない中でアタマをひねって置き場所のやり繰りや段取りを考える日々はただただ指示を受けて動くだけよりも充実感はある。

月の終わりの方になって病欠者も戻ってアタマカズはそろったが私の担当にはあまり影響はない。

休憩や昼食のタイミングを自分で決めることができる状況は変わらない。

忙しいと思えば多少休憩を削って仕事を間に合わせることを優先してもよいし、その逆もまったくOKなので気がラクである。

とにもかくにも何から何まで自分しだいというのは責任も伴うがやっていて楽しいのは間違いない。

 

休日はすべての週末で近場遠方を問わず家にこもらないで外に出て活動した。

中旬の山梨県への旅行がもちろんハイライトであったことには違いないが、その前の週にはおとなり石川県にも行っている。

ひとつの月に県外に2度も出たのは本当に久しぶりのことだ。

さすがに毎月旅行となると厳しいが、目標とする「全都道府県庁所在地訪問」まであと2つとなっている。

若い頃のような体力勝負のアバウトな旅はもうできない。

しっかりと計画をして移動や宿泊も無理をしない形で今年度中の達成を目指したい。

 

当たり前のことだが仕事にしても私生活にしてもまずは体が元気でないとどうにもならない。

もちろん日々気を付けているつもりでも年齢とともに疲れが取れにくくなっているのは確かだ。

平日はいまどきのお子様の方が遅いのではないかと思う時刻に横になり、休日は土日両方動き詰めというのはなるべくしないようにして何とか今年はここまでは健康を保っている。

せっかく10月を迎えるところまで来たので、今年はこのまま健康な状態を続けたい。

仕事をするにも遊ぶにも元気であってこそなのであと3か月となった2024年をいい形で終われるようにしたいと思う。


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9月14〜16日の行状

2024-09-19 21:29:01 | 旅行

先の週末は久しぶりの遠出に出た。

当面の目標である47都道府県庁所在都市訪問が44まで来ていて、今回45都市目として山梨県甲府市を選んで旅をすることにした。

 

甲府市にアクセスするには富山からなら新幹線で首都圏まで出てから行くのが時間的には短く済むが、行きと帰りは別行程にしたいと思った。

往路は糸魚川から大糸線に入って各駅で南小谷まで行き、そこから日に1本だけ出る特急あずさで中央本線から甲府市に入ることにした。

南小谷発が15時ちょうどで甲府着は17時半過ぎということで1日目は実質甲府市に入るまでであったが、夕食にはさっそく現地の名物である「ほうとう」をいただいたので初日なりに成果はあった。

 

2日目は甲府市郊外にある昇仙峡に足を運んだ。

昨年の秋は紅葉No.1の栂池自然園(長野県小谷村)を訪ねたが、今回は渓谷No.1の呼び声高く日本遺産にも指定されている場所を旅のメインに据えて楽しむことにしていた。

甲府市内から路線バスの終点まで行き、まずはロープウェイに乗って標高1,058mの羅漢寺山の山頂まで。

残念ながら富士山は雲にさえぎられて見ることができなかったが、天候が予報よりも良くて甲府盆地がハッキリと見渡せたのは幸運だった。

ロープウェイ山頂付近だけでも見どころは多いのだがこれだけだと昇仙峡に来たことにならないので、山麓駅に下りてからは遊歩道をひたすら歩いて覚円峰(見出し写真参照)や仙娥滝などの素晴らしい景観を堪能した。

首都圏から甲府までは特急で一時間半ということもあり、まだ紅葉の季節ではないながらやはり多くの観光客が来ていた。

山梨県は水晶の産地としても有名であり、そこかしこにアクセサリーなどを売る店があった。

中にはあからさまに客引きをしている店もあったが、客引きに乗せられる人と客引きがいるから敬遠する人とでたぶんチャラくらいだろうから客引きを使う使わないは良し悪しだろうと思う。

 

昇仙峡から戻ると15時前、宿に帰るには少しばかり早かったので甲府駅南口近辺を散策。

甲府城跡(舞鶴城公園)からはわずかながら富士山がのぞいていた。

山頂すぐ下の高さに雲がかかり続ける中でシャッターチャンスを狙いすぎて熱中症になってもいけないのでいい加減なところで切り上げて宿に戻った。

 

3日目は甲府市に別れを告げ再び特急あずさで新宿まで。

せっかくの首都東京だが今回は旅の予定になく昼の腹ごしらえだけして西武新宿から特急小江戸号で埼玉県の本川越駅まで出た。

富山地方鉄道でも1編成が走っているレッドアロー号は当地でもなお現役どころか新宿線のエースとして活躍している。

川越市が旅行の予定に加わったのは西武のレッドアローに乗ってみたかったというのも大きい。

川越市はさいたま市にも近く35万の人口を抱える大都市ではあるが、小江戸の別名の通り古めかしい町並みをアピールして多くの観光客を呼んでいる。

古い町並みは規模としてはそれほど大きくはないがあらかたの見どころは歩いて見て回れるのが現地の足のない私のような観光客にはありがたかった。

滞在は短かったが旅の締めくくりとしては上々、川越から大宮に向かい大宮からは北陸新幹線で地元に帰った。

 

先の3連休は雨の心配が事前にはけっこうあったのだが、甲府ではおおむね好天、最後の川越も降りそうで降らない幸運に恵まれて折りたたみ傘の出番は最後までなかった。

名うての高温都市でもある甲府市も猛暑日までにはならず街歩きもそれほど苦痛ではなかった。

かつては行くところ行くところ大雨や土砂降りだったアメオトコぶりも今ではすっかり解消して、降水確率60%が出ていた川越でも曇りで乗り切ってしまうあたり今はすっかりハレオトコに変貌したようである。

 

ともあれこれで「47-45」を達成した。

あとの2つは距離こそあるが難関とまでは言えないので、今年中は無理でも「今年度中」(来年3月末まで)にはめでたく「47-47」(これ以上の数字はない)を成し遂げたいと考えている。


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47-45

2024-09-13 22:01:40 | 日記

今週は土曜当番ではないので勤務は今日で終わりである。

仕事はいつもながら文字通りのマイペースで進められるので、たとえ仕事量が多くても気分的にはラクだ。

わずかなエリアとはいえ自分の裁量で管理をしながら仕事ができる今は来た当初とは違って充実している。

たかだか一年前に来た人間が仮にもひとつのエリアを管理するなど自分もそうだが他の誰が想像したろう。

管理はほとんどできないクセに自分を「指揮命令系統側」の人間だと勘違いしている一部のメンバーには入った当初それはそれはひどい扱いを受けたが、今に至ってひどい扱いをしていた方が実はポンコツだとバレてしまった。

私が在籍し続ける限り毎日が生き恥という状態に果たしてどこまで耐えられるものか。

 

休みが土曜完全休でないこともあって職場で過ごす時間はどうしても長くなるが、我が現場は人間の集団としてはかなり幼稚な部類に入る。

仮にも組織のトップが仕事中はヘルメットをしろと言ってもガン無視してしまう一方、コロナ患者が出た途端に急に換気やマスクをし始めたのは滑稽と言うしかない。

職場はあくまで仕事をしに来ているという割り切りを持たないことにはこんな集団のよからぬ雰囲気にいつの間にか染まってしまう。

仲間なのだから仲良くしなければならないとは決して思わない。

関心事は自分たちの身の回りと食い物くらいで世の中の様々な事柄を話題にすることができない集団に無理に溶け込もうとしたところで得られるものなど何もない。

 

さて、そんな体内磁石を狂わせるような環境のことはひとまず忘れて明日から久方ぶりの遠出をする。

ドジャース大谷選手の「50-50」が成るかが話題だが、今回の旅で私は「47-45」となる。

47が何かと言えば都道府県、45は都道府県庁所在都市、となる。

47都道府県には2016年に大分県を最後に全て足を入れることができたが、まだ行っていない県庁所在都市が3つあって今回その1つを消化する。

こういうコレクション旅は足を入れることが目的だから、〇〇に行けなかったとか△△が食べられなかったなどの減点要素が全くない。

当日の気分や天気などで現地での予定がたとえ変わってしまっても「とにかくその土地に行けばよい」旅なのだから、観光やグルメはそのままプラス要素にしかならない。

 

まだまだここ北陸でも残暑厳しい中、旅行先も決して涼しいところではないので暑さ対策はしっかりしたい。

せっかくの旅行中に体を崩してしまっては台無しである。

若い頃のような移動移動の無理やりな旅はもうできない。

目的地では時間に余裕を持ってじっくりと味わうような流れになればいいと思う。

今回は小型のPCを持っていく予定なので、旅行先からも本欄の更新ができたらいいなとも思っている。


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楽しいこと、ありますか?

2024-09-04 19:12:07 | 日記

昼休憩が終わったら缶コーヒーを一本グイっと飲み干して午後の仕事に向かうのがルーティンである。

財布をのぞくと小銭は新500円貨しかなくいまだに我が社の自販機は非対応のため使えない。

仕方なく1000円札を入れたら反応せず戻っても来ない。

入れるときに端が少し折れ曲がっていたから詰まってしまったようだ。

困ったなと思って事務所を通じて業者に電話をしてもらうかもらわないかのタイミングでなんと業者さんが現れた。

業者さんは補充とゴミの回収が目的で毎日訪れるわけではないのに何という幸運、詰まった1000円札も無事に戻ってきたので重々お礼を申し上げて午後の仕事に向かった。

 

さて、毎日同じ場所でかれこれ一年以上働いているというのに、いまだに仕事を離れた時の姿がサッパリ想像できない人がいる。

なぜできないかと言えば、休憩時間に周囲と決して交わらないからである。

我が社には冷房も効いてテレビも見られる休憩室がちゃんとあるからそこで休めばいいと思うし現場ではできない話も当然ながら出るから休憩室は一定のコミュニケーションの場として立派に成り立っている。

それを決してそこには来ないでわざわざ自分のクルマに戻ってエアコンをかけて過ごし無用なガソリンをばらまいて仕事に戻る。

休憩室の利用は必須とはなっていないのでどこで休憩しようと自由は自由だ。

しかし、皆が集まる場であえて休憩しないのは一言「できない」からである。

 

休憩室に来ないで休憩するのは確認する限りでは単独ではなく二人ほどいる。

そのどちらもが今どきで言うところのパワハラ気質で弱い立場や事情が分からない者に対しては滅法強い。

ちょっとしたことですぐにガナり立てる性格はとっくにバレていて周囲から敬遠されているのは当人たちも分かっている。

自分たちを嫌っている人間が集まっていると分かって休憩室に行くなど当人たちにとっては怖くてとてもできないというのが本当のところなのだろう。

 

この両名は特に管理的な仕事をするわけではないのになぜかけっこう威張っている。

現場の管理全般は社長から指名された若きリーダー氏がその責を担っているから当人たちが何と言おうと実質はリーダー氏の指示を聞いて動いているだけである。

だからかどうか知らないが、両名の表情はいつもとても暗く退屈そうで不満もにじむ。

若い社員にあらかたを仕切られるという、よほどのことがなければ変えられない現状が本音では不満で仕方がないが残念ながらリーダー氏を上回るような能力もなければアイデアもない。

積もり積もってしかしどこにも持っていきようのない感情が時に弱い者に対して向けられる、と考えれば一連のパワハラまがいの言動も納得がいく。

 

この両名のような、ひとりの人間としての生きる楽しみはすでにどこかに置いてきてしまいもはや弱い者イジメが人生の楽しみになっているようにすら見える人間にはお気の毒以外の言葉が見つからない。

楽しいこと、ありますか?と面と向かって聞かれたところできっとすぐには言葉は出てこない。

堂々と胸を張って「楽しみは弱い者イジメです」とはさすがに言えないから黙り込むしかないわけである。

 

人生を楽しくするためには、明るく生きる、たったこれだけで足りる。

しかし、いつまで経ってもジメジメネチネチ暗くて湿っぽい心持ちのままでは毎日が楽しくなるはずもなく、楽しく生きている人間がうらやましいだけになり、こうなるともう悪循環そのものである。

こちらとしてはそういう負のオーラに引きずり込まれることのないように、明るく楽しく日々を過ごしていきたいと思う。


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外の人から見れば

2024-09-03 21:26:37 | 日記

9月に入り我が現場もようやく落ち着きを取り戻しつつある。

少なくとも無理やり感の強い嵐のような日々は過ぎた。

今日は人によっては定時上がりとなり、私もごく短時間の残業で済んだ。

8月は日によっては20時台でも宴たけなわという日があった。

疲れは各人それぞれたまっている。

帰れる日には早く帰るのが賢明だ。

 

さて、現場はいろんな都合や病欠者のために人手は足りていない。

募集をかけているかどうかは知らないが現場に人が入ってくる気配はない。

代わりと言っては何だが事務方はけっこう人が入れ替わっている。

つい先日自己紹介をした人が数週間後には姿が見えなくなり新しい人が次々とやってくる。

メンバーが全く入れ替わらず在籍が長くなりすぎて伏魔殿化するのも困るが、こう頻繁だと何が悪いのか心配になる。

 

新しく入ってくる人の中には、我が業界が初めてとかずっと違う業種にいたという人もちらほらいる。

「外の人」と言うと語弊があるが、そういう人は第三者的に物事が見えるから自分たちでは気づかないことにも気づいたりするので発言や行動は無視できない。

我が社我が現場の常識が人によっては奇異に映ることだってある。

今朝は「現場ではヘルメットはかぶるように」という発言があった。

とりあえず暑い季節のうちは未着用でも黙認されてきていて、誰もそれに疑問をはさむことはなく、はさめる雰囲気でもない中であえてこういう発言が出るのはやはり我が現場の光景が奇異に思えたからだろう。

高所にも製品その他が積み上がっている現場にいるのに暑いからと言ってノーヘルでいていいわけはないが、我が現場のメンバーは8割方日頃からかぶる習慣がなく、今日もお達しがあった直後だけかぶって数時間後にはノーヘルで作業するツワモノがいたから発言の主もアタマを抱えたに違いない。

 

休日にひとたび公道を走れば、草刈りであろうが工事であろうが旗振りの警備員さんであろうが現場と呼ばれるところでヘルメットなしで作業している場面にはまず出会わない。

現場では当たり前の装備であるヘルメットが我が現場では常識ではないこと自体が第三者から見ればおかしく見えてそれこそ当たり前であって、長年の雰囲気に染まりきってしまうと非常識が常識としてまかり通る悲しい現実がある。

もし我が社にとってVIPクラスの方が来訪し「現場を見学したい」と言ってきたらどうするのか。

今は折りたたみ式の簡易なヘルメットもあるからそういうものを着けていただけばよいと思うが、もしノーヘルで見学させて近くの作業者が手順を誤って何かが落ちたとしたらどうなるか、会社の落ち度でVIP(もちろんVIPでなくてもだ)に万一の事態が起きたらどうなるか、の想像力もないとしたら我が社は少なくとも安全第一の世界にはおらず、売上なのか利益なのかは知らないが安全とは違う何かが第一になっていると考えてよい。

 

目の前の売上、目の前の利益に拘泥しすぎて誰かが傷ついたり果ては命を落としたりしてからでは遅い。

会社としての管理体制が大きく問われれば皆で懸命に積み上げた利益など一瞬で吹っ飛びなおマイナスになるかもしれない。

ただでさえ現場は疲弊している。

せめて各人の身の安全に最大限配慮した運営にはならないものか。

健康管理は各人の責任だが、現場の安全は会社の責任だ。

常識のある職場と言われるため、まずはテーマを絞って、それこそこの機会に各人のヘルメット着用徹底から始めてみてはどうかと思うのである。


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