11月に入ると早々に誕生日(2日)がやってくる。
逃げられるわけでもなく、今年も順当に1つ年齢を重ねることになった。
昨年と比較して不安感は少ない状況にはなっているのはありがたいことだ。
特に会社で宣伝もしなかったし、祝ってくれる人もいない。
仕事が終わっての夕食は外でと決めていて、最近リニューアルしたJR春日井駅付近でサラリと飲んだ。
飲んだ後は、当地にも若干ながら遊び場ができているので、会社員のヨロイを脱いで思う存分楽しんだ。
もうめでたくなどはない誕生日もやはり年に1回のこと、相当な深酒になったことは反省も、自分にとっての節目のスタートはいいものになった。
次の3日は文化の日、それに1日くっつけて休みを取り、この週末は4連休にしていた。
といって4日連続の予定は取らず、3日と4日で神奈川県内を観光してきた。
いちばん良かったのは天気、これに勝るものはない。
しかし両日とも人混みに紛れるような日程のため、今日5日は疲れを取ることに専念し、写真の整理もついたのでようやく本欄に手をつけているところだ。
3日はいわゆる「旅打ち」の一環で、川崎競馬場で行われるJBCデーに行ってきた。
看板にもある通り、G1レースを1日に3つも行うのは年にこの日しかなく、まさに地方競馬のお祭りの日である。
中央競馬でも1度だけ「ジャパンカップ」と「ジャパンカップダート」(現チャンピオンズカップ)を同日にやったが、こういう日が1年のどこかでできないものか。
ドバイやアメリカ、香港など後発の国際競走の盛り上がりを見るたび切に思う。
馬券の方は、「JBCクラシック」で会心の的中があり大怪我は免れてホッとした。
場内の写真をいくつか。
誕生日に飲み過ぎたので(二日酔い気味?)川崎市内では飲む気にならず、場内の混雑の疲れもあって早々に横になった。
次の日は川崎から取って返し箱根近辺に行こうと思っていたが、幸い疲れがうまく取れて早めに宿を出ることができたので、箱根の前に桑田佳祐氏の出身地である茅ケ崎市に寄り道することにした。
海のイメージが強い同市だが、茅ヶ崎駅から海までは2kmほどあり、市営のコミュニティーバスの世話になった。
目的はただ一つ「サザンビーチ茅ヶ崎」で、サザンの曲のジャケットや歌詞に出てくるモニュメントや烏帽子岩などが見られた。
江ノ島を西側から見たのも初めてだったと思う。
さて、ここからは旅のメインである箱根だ。
JR線で小田原まで行き、あとは小田急線から箱根登山電車、ケーブルカーにロープウェイと乗り継いで芦ノ湖畔まで足を伸ばした。
飛び石連休の谷間の平日と思ってバカにしていたが、紅葉には早いもののかなりの混雑、火山ガスが強くなって一時観光客が減ったのがウソのような賑わいだったのは、さすが世界に名高い箱根であった。
個人的には、1000分の80という急勾配を上る登山電車をはじめ、様々な乗り物でも楽しむことができた。
復路の大涌谷では、往路では見えなかった富士山の稜線もわりあい見えたので幸運だった。
最後の最後に箱根湯本駅で途中下車して温泉街のさわりだけ撮ってJR小田原駅に向かった。
新幹線の小田原駅には残念ながらのぞみ号は止まらないが、私が乗った18時過ぎの新大阪行きのひかり号は、小田原を出ると次は名古屋までノンストップである。
帰りはラクをしたかったし、1日のダイヤの中でも希少な列車を選んでおいてよかった。
大都市にない新幹線駅を使う際には、今の時代にあってもかなり頭を使わされるので、今後の糧としたい。
明日の日曜は、早くも連敗スタートと低迷の予感がプンプン漂うVプレミアリーグ女子のトヨタ車体を応援に行く。
夏の浜松の試合でも負けているPFUが相手だが、相手は昇格してきたばかりのチームだし、意地を見せなくてはなるまい。
2試合やっていまだ獲得セットゼロ、早くセットを1つ取って気分的にラクになってくれれば、負けていてもとにかく明るいチームの雰囲気もさらに良くなるだろう。