■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

鹿肉のガーリック焼き ~もみじ肉にもみじおろし~

2015年07月20日 22時15分31秒 | 肉料理
我が国の動物タンパク摂取事情は、江戸時代の徳川五代将軍であった綱吉政権下の「生類憐れみの令」で、大きく変化することとなる。大手を振って四足動物を食べられなくなったので当時の猪は、魚だと思われていた鯨の肉質に酷似していたので「くじら」と言い張って、山に住む獣類を仲間うちでは「山くじら」と偽って獲って食ったことが始まり。串を打って直火でガーリック焼きにしていくが、牛の事を思えば少し小ぶりな鹿フィレ肉の塊。





従って「山くじら」は、猪の肉と思われ勝ちだが、獣肉一般の異称との認識である。兎・鼠は屋台の定番料理であり、朱鷺は江戸時代に食べ過ぎたことで絶滅危惧種となった。牛や馬も江戸時代の料理本に掲載されているし、水戸藩では養豚場まであった記述もある。



猪肉を「ぼたん肉」と呼ぶのは花札の絵柄からで、馬肉を「さくら肉」と呼んだのは肉質がピンク色からの連想だ。そして鹿肉を「もみじ肉」と呼ぶのは、奥山に もみじ踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき・・・・の和歌から由来している。もみじ肉を塩コショウとガーリックパウダーで焼き上げる「山くじらのガーリック焼き」は、臭みもなくビンゴ! あとは「もみじ肉」に、もみじおろしをあしらってみたが・・・・・ダブルもみじ山村紅葉。



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6 コメント

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Unknown (tomato)
2015-07-21 06:28:15
おはようです。

鹿のお肉は食べた事ないです。
脂肪が少なくて、とてもヘルシーな感じのお肉ですね。
ガーリック焼き、凄く美味しそうです。

それにしても、こんなお肉が手に入るなんて凄い^^

ぽちぽち。


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猟師さんから・・・ (炎のクリエイター)
2015-07-21 07:59:27
tomatoさん
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ

鹿肉はオージービーフのように赤身の塊ですが何処となく野性味があり、
それが魅力のお肉なんですよ。知り合いの猟師さんに譲って頂いて、
冷凍庫の片隅に転がっていました・・・やぁ~何で今まで放置してたんでしょう?
応援ぽちぽち(^_-)-☆ありがとうです!
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マタギ料理 (天和)
2015-07-21 18:14:59
美味しそうですね
馬肉は好きで食べますが
鹿肉は食べる機会がありません
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尚ヘルシーで・・・・・ (炎のクリエイター)
2015-07-21 19:35:33
天和さん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

熊本の直送馬肉も飛びっきり美味しいですよね~~
あれは馬刺しで行くべきでしょうか?
鹿肉も同列にあって、これもまた違う美味しさがあるんです。
馬肉よりも尚野性味がありますからね。いつも(^_-)-☆感謝です!
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Unknown (しじみちゃん)
2015-07-21 22:52:45
こんばんは

鹿のお肉ってくせがなくて

柔らかいだすよね

もみじおろしで食べてみたいだす

ぷっちんだす
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獣のにおい・・・ (炎のクリエイター)
2015-07-22 00:44:24
しじみちゃん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)

ヘルシーで柔らかいですが、やや獣のにおいがチョイ遅れてやってきます。
もみじ肉に、もみじおろしって洒落になりましたが、
結構な良い味でした・・・決め手はガーリックでしょうね。
応援ぷっちん(^_-)-☆ありがとうです!
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