▲七草がゆと日野菜の糠漬け
それほど大層なご馳走でもないが、元日から数えて7日めにもなると、冷えた出来合いのオードブルや、暴飲暴食で胃に負担がかかる頃となる。徐々に内臓が弱って胃が悲鳴をあげる前に、先人の知恵である
「七草がゆ」で胃を労わってあげたいものだ。セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ‥‥‥春の七草を覚えておくのも良いかも。
君がため 春の野にいでて若菜つむ
わが衣手に 雪はふりつつ(光孝天皇)
七草の節句を迎えるたびに、毎年ご紹介している光孝天皇の詠まれた和歌の意味を解説する。あるじの健康を念じ、吹雪いている野原に出て、手が凍えそうになりながらも菜を積む。そんな献身的な女性が「七草がゆ」を作って大事な人に食べさせて健康を祈る。春の七草を化学で分析すると、
野草のスプラウトをお粥に混ぜて戴くと胃を労わる効果が確かに期待できる‥‥‥。
しかし上記の科学的な野草パワーよりも、思いやりと言うパワーで
献身的に尽くしておられる奥さまの健康管理が、自分の元気の源であり、無病息災の原動力となっていることが大きい。最近は便利な「七草がゆセット」がスーパーで販売されているが、自然界で探して摘んでくる労力とは大きな差がある。しかし本物の野草には変わりないので、この機会に良き伴侶へのありがたみを感じて、感謝する言葉をお互いに言い合っても良いだろう。
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