茗荷の初収穫

我が家に茗荷を植えたのが四月、ホームセンターに苗が売っていたので初めて植えてみました。
店で売られているのは見た事ありますが、茗荷がどのようにして育つのか全く知りませんでした。
一応半日陰になる手洗いのそばの軒下に植えておきました。

すぐに順調に茎を伸ばし始め、分結して数本の葉を茂らせてきてたのですが・・・。
夏になっても一向にいっこうに収穫出来そうな実(花)は見当たりません。
暑い夏に素麺の付け足しには最高なのにな～と思いながらもう今年は諦めていましたが。

今日何気なく周囲の草取りをしていると、茎のそばからおかしなものが覗いているではありませんか。
少し掘ってみるとまさしく茗荷です。
しかも周囲に数本もうじき収穫出来そうな奴も見つけました。

私はじつは茗荷の実が花であることさえ知りませんでした。
そしてどんなふうにして何処に咲くのかも。
たぶん土の下から出てくるのだとは感じていたのですが、だから新芽だとばかり思っていたのです。

今まで何本も伸びてきた茎とは明らかに違う形をして、初めて見る茗荷の花に感激もひとしおです。
もう暑さは和らぎましたが明日には素麺を作って刻み茗荷で早速頂く事にします。

一週間前からお風呂場の蓋の上で醗酵させていた枇杷の葉も順調に進み茶色く変色し甘酸っぱい香りがしてきました。
これも今日笊に広げ乾燥させています。
今夜には煎じて試飲してみることが出来そうです。
これは薬ですから美味しくはないでしょうが、飲みやすいと良いのですが。