ゆみねこ日記

日常日記です。

第168回直木賞候補作

2022-12-29 19:01:10 | 読書
楽しみにしている直木賞。

今回は5作品がノミネートされました。
うち2作品は既読、1作品が手元に。
残りの2作品は図書館に予約中ですが、どちらもたくさんのリクエストで、発表迄に読み終えることは難しそうです。

5作品は以下の通り。

一穂ミチ 「光のとこにいてね」
文藝春秋社


小川哲 「地図と拳」集英社
現在手元にある1冊。




実はものすごく分厚いのです。
年末年始の貸出期間延長で長く手元に置けるので、何とか読み切りたいです。
ちなみに640ページの大作!





雫井脩介「クロコダイル・ティアーズ」文藝春秋社




千早茜 「しろがねの葉」新潮社
既読です。

以下私の感想。

『貧しい農家に生まれたウメは、一家で逃散の途中ではぐれ石見銀山の天才山師・喜兵衛に拾われる。夜目が利き闇を恐れないウメは喜兵衛から銀山の知識、鉱脈のありか、山で暮らすことの知恵を授けられ、女だてらに間歩(坑道)で働くが、初潮を迎え間歩に入ることを禁じられてしまう。銀掘の男は命を削り、女は命を継ぐために産み長く生きる…。過酷な銀山の生き様を千早さんの圧倒的な筆力が描く』




凪良ゆう 「汝、星のごとく」 講談社
既読です。

以下は私の感想。
『瀬戸内の島で出会った暁海と櫂。高校生の2人には夫に捨てられ心を病んだ母と、奔放で男性に依存し捨てられることを繰り返す母が居た。閉鎖的な島で傷ついた2人は惹かれあい、卒業後は櫂の上京と仕事の成功、地元に残らざるをえなかった暁海との間にすれ違いが。自立して2人で生きようとしても断ち切れない親との絆。親を捨てることが出来たらどんなに楽になれただろう。切なくもどかしい2人の恋、見守る北原先生。プロローグとエピローグで唸らされる』




まだ2作品しか読了していないので、予想は難しいのですが、凪良ゆうさんの作品は、今年読んだ作品中でかなり上位になると思います。
千早茜さんの作品も、とても読み応えあり。

さて残りの作品も早く読みたい!
で、小川哲さんの分厚い作品は年内に読めるのか私?😅


コメント (2)
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