スキーで山を登る際に板に貼り付ける滑り止めをクライミングスキン(またはシール)と言います。
Skimoレース界の二大スキンブランドといえばPomocaとColltex。ほぼ全ての選手がこのどちらかのブランドを使っていると言っても良いほどに高いシェアと信頼性を誇っています。
このうちColltexのレーススキンはまだ日本ではなかなか見かけないアイテムでしたが、今回、パドルクラブ名古屋にお願いして入れていただきました。
２年前の世界選手権インディビジュアル、私はスキンの選択誤りから前半を出遅れてしまいました。当日の雪とスキンとの相性を間違えると、登りでスリップしやすかったり、摩擦が大きくなり前に進みにくくなったりしますが、当日の私は後者。中盤以降はスキンを別の物に変えペースを上げましたが、なかなか苦い経験となりました。
そんなレース後にこのブログでもお馴染みのCharlesから受けたアドバイスが「今日みたいな雪のコンディションにはColltexの方がベターだったよ」という物。今季は再び世界選手権シーズンなので、大会に向けぜひテストをしてみたかったColltexをパドルに入れていただきました。
Skimoは体力、技術勝負のスポーツであると同時に、ギア勝負のスポーツでもあります。ギアの選択幅を広げておくことも良いレースをするためには大切なことです♪