こんばんわ 鈴木有機農園です。
我が家の田圃にも重機が入りました。 １５ｃｍほど表土を剥いでいます。 今年はわらは集める事が出来そうもありません。 乾燥したら工事の合間をぬって藁集めと考えていましたが甘かったようです。 人影は片手で数えられるほどの作業員の姿しか見当たりません。 どんな工事になるのかつぶさに観察して、農業経営にマイナスにならないようにアドバイスしていきます。 昭和４５年頃に未整地の田圃から３０ａの水田に作り替えた時には、土方人夫として働いたことがあり、人夫の頭のような立場で田圃の中を50ＣＣのスパーカブで広い現場を走り回って、監督の指示を伝えていたことが思い出されました。 そのころ親父は30代で工事委員で毎日詰め所通いで、そろばんを弾いての計算でした。 暇を見つけてはそろばんで計算、数人で計算が合うまで何度もやり直す状態でした。 ただ言えるのは農家の人々は自分の田圃畑を良くするんだと言った意気込みで、市役所の監督と業者監督とのコミュニケーションがうまく融合していたことでした。 今なお、当時の現場監督の家族と親戚のようなお付き合いが続いているのも珍しいと思います。 この前、業者監督とお話の中で、工事の終わった工区から、やって良かった話は聞いたことが無く、苦情だけ聞かされると話しました。 工事竣工検査後に良かったと、慰労のお酒を酌み交わせるような工事にしてくださいとお願いしておきました。
