こんばんは 鈴木有機農園です。
震災から14年に成りました。長野塩尻の荻場さんから贈られたアストロメリアを抱えて弟家族の墓参りでした。

100数戸の集落で59人も津波で亡くなりました。弟夫妻と祖父母が犠牲になり、娘も流されてかろうじて助けられました。消防団員だった息子は傾いた詰め所で助けて貰い命拾いしました。助かる時間は有りましたが津波は来ないだろうが命取りになりました。東日本大震災関連死を含めると22228名が・・・
我が家の水田はわら松葉など津波と共にヘドロまで堆積し、農業関連組織では3~5年稲の栽培は不可能だろうと断念させる政策でした。EM菌を駆使して微生物農法で栽培可能と判断して、ブログでヘドロは海からの贈り物、うまく活用すれば凄い米がと発信したのが、EM機構から支援を受けたのです。175aの水稲試験栽培が出来たのです。全国各地からEM愛好団体からボカシ肥料を贈られたり、タンクロリーでEM活性液を大量に運んでくれた平野さん、報道で発信してくれた出口さん、指導協力してくれた小林さんと安斎さんなどボランティアし来てくれた方々など多数の支援協力が有って田圃に関われたから、前だけ向いて動けたのかも知れません。弟家族の墓前で走馬灯を感じる墓参りでした。

午後から太いネギの定植(やとい)を始めました。動きの不自由な妻にネギを抜いて貰いV字の溝に並べて土をかけて曲がりネギにします。途中から恵さんが来てくれ助かりました。夕飯のおかずの差入れもあり、感謝の夕食でした。
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