しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

会社のために死ねるか

2009-08-03 06:30:52 | 日記
 別に過激な事を言うつもりはありません。

 私自身が見てきた事をお話するだけですからね。

 かれこれ20年近く前になりますが、設計事務所に勤めていた時のお客様の事なので、詳しい事は伏せておきますが・・

 建築雑誌をご覧になって設計の依頼がありました。川崎市の郊外に土地を所有して、憧れのマイホーム作りのお手伝い。

 ご主人は京都大学を卒業したエリートで都内の大手損保会社にお勤めです。毎日帰りが遅くて子供の成長も見ていられないから、完成後は休日を新居で子供たちとゆっくり過ごすつもりでしたが、残酷です!

 家の完成間近に転勤が決まってしまい、どうしよう?

 やっぱりね、パパは単身赴任に決定!家族は新しい家で楽しく暮らせるのにパパは地方で不自由な生活が待っている。おまけに住宅ローンの返済を背中に背負って仕事を頑張り続けるのだ。

 企業にとって、守りに入った男(マイホームパパ)は必要無い。走り続け、挑戦し続け、開拓する精神を持ち続ける男でなければ生き残れない。

 だからこそ損保大手3社として健在なのです。財閥系なのでワンマン社長がいる訳でもない、若いブロガーが叫ぶような企業家と労働者の関係はそんなに実在しないのです。

 サラリーマンがどうしたら仕事を頑張ってやるか?考えた結果なのでしょう。

 日本型企業のモーレツ社員はこのように頑張っていました。

 正社員とアルバイトの違いもはっきりしていた時代。現在のような男性にも育児休暇を認めろなんて主張をしていたら、日本の企業は競争力をなくして当然のことだと思いませんか?

 ゆるい時代だ!厳しい時代を生きた男の声が聞けなくなっている時代でもある。

 インターネットで発信される情報源にも問題がある。引きこもりやプータローが政治を語り、時代を作っているかのような錯覚は上位のブログを読んでいるとものすごく感じるし、危険な流れでもあるのに勢いは増すばかり。

 どんな仕事をしてるか?基本的にどの政党を支持してるかをはっきりさせた上での情報発信をしてもらいたい。
コメント (3)
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