しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

死なせてしまった牛たち

2012-08-23 00:10:20 | 主張
はじめに断っておきますが死んだ牛だらけの動画です。

趣味の悪いブログと言われても構いません。

もっと酷い動画も沢山ありました。

震災から1ケ月ちょっとの南相馬市の牧場です。

死んでいる牛はまだきれいな状態です。

現在は誰でも入れる地区、私も5月から2回行きましたが

「うちのとらまる」さんの本を読んでいるだけに

福島の牧場の悲惨な写真をいっぱい見ているから

牧場には怖くて近づきません。

この惨状は予測出来ただけに私もブログで訴えてましたが無力だった。


福島原発20キロ圏内の現実〔南相馬市〕(1)



人間は安全に避難した。

その後に動物達の救出をするべきなのに

パニックに陥った総理大臣は考える事が出来なくなった。

牛が生きるための最低限の餌やりも認めず

移動も禁止した。

商品価値が無くなった家畜は餓死させる。

それでも死なない家畜は殺処分する。

人間さえ無事なら後はどうでも良い。

とにかく国内から原発を消してしまいたい妄想から

反原発に走った臆病者が総理大臣だった事が福島の悲劇を生んだ。

すべての原発を停止すれば良かった。

電力不足になろうが構わない。

福島の置き去り動物?まだ生きているのか?早く殺せ!

きっと今でもそう考えているのでしょうwww


私は原発推進派でも増税を望んでいるわけでもない。

でも原発の再稼働に反対し増税反対を叫ぶ連中が嫌いだ!

そういう連中こそこのような動画を観るべきだ。

地震による津波が二次被害なら

置き去り動物の惨状は原発アレルギーが引き起こした三次被害。

何が真実だかさっぱり分からなかった昨年の4月。

私は津波で壊滅した南三陸町へ向かう準備と情報集めに追われて

福島に気が回らなかったのも事実。

助けられたのに死なせてしまった多くの動物達に合掌。


もっと悲惨な動画では狭い柵に囲まれた牛舎で糞尿のプールの中に

土色になった死んだ牛とその横で自力で立っていられない生きた牛が居た。

これを観た時に映画「キリング・フィールド」を思い出した。

内戦が終結したカンボジアではポルポト政権が始動した。

独裁者の目指したのは共産主義を採り入れた農業国。

国民は捕らえられてこれまでの職業を尋ねられる。

新政権の役に立ち生き延びようとした

医者や教師達が名乗りをあげて小屋を出ることが許されたが

田んぼのヘリに並ばせられ銃殺されてしまう。

知的水準が高い者は将来反乱を起こす可能性があるから。

映画の主人公はアメリカ人ジャーナリストの通訳をしてて

語学力もある努力型の男。アメリカに移住するのが夢だった。

尋問ではタクシーの運転手だと答え奴隷の様な生活の中

意を決して脱走。

途中、死体だらけの田圃をほふく前進で進むシーンと

福島の牛舎の様子がダブった。


話が終わらないので結ぶとしましょう。

左翼思想が幅を利かせた最近の日本に危機感を感じた私です。

復興の為にはどんな行動をすべきか?

そこから離れてしまった反原発デモは目的が違うのですぞ!

コメント (2)
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