あきんど

震災以降はほとんどテレビを観なくなった。

被災地の事、特に福島についてはただ現状を映し出しているだけで

テレビ局として何のビジョンも感じられなかったからである。

警戒解除されて間もない南相馬市小高区や楢葉町には私も行っているが

国道脇に漁船が流されてたまま、震災当時のままであった。

その映像をニュースで観ていたがナレーションに疑問を感じた。

「原発事故の影響で福島はまだこんな状態だ！」と強調してたが

「それは津波被害でしょ？」とツッコミを入れたくなるのです。

ほとんどの被災地では内陸部に押し流された漁船や自動車は

一か所に集められて処分が進められていたのに対して

警戒区域内は立入規制があってそれが出来なかっただけ。

「誰でも入れるようになった、さあ！みんなの力で復興を進めましょう！」

そう呼び掛ける事をしなかったマスコミに腹が立ったのです。



夕食は実家で食べております。

テレビは１チャンネル。

ニュースに続いてクローズアップ現代を観てるし

その後の番組をダラダラと観る事も多い。

木曜時代劇「銀ニ貫」が面白い。

寒天問屋の丁稚「松吉」は親を失った為に侍の子から商人に転身する苦労や

津川雅彦演じる店の旦那さんが味があって好き。

商人としての心構えやら例え丁稚と言えどもお店の信用を背負っている

日本の古き良き商習慣を噛みしめられる内容です。


今の自分を照らし合わせているのです。

また一段と経営が苦しくなっているけど

ドラマの内容同様に先が見えないｗｗｗ

これが人生ってものなのかなぁ。。。