しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

命の値段?

2014-06-13 00:10:20 | 日記
くだらない話です。

損保代理店を営む兄が会社にやってきた。

トラックの自動車保険の更新手続きをした。

側に置いてあった生命保険のファイルを見せてくれと言った。

これは父が掛けてくれたものを継続してるので

兄とは関係の無い保険会社の商品です。

先週、継続して更新したばかりです。

「これは父が掛けてくれた金利の良い時代の保険を下取りされて

 新しい生命保険に入り直させられているなぁ…解約しちゃえば?」

ファイナンシャルプランナーの兄は一瞬で見破っていた。

「そうなんだぁ…」唖然とする私。


月額\7,000ちょっとの死亡給付型の生命保険です。

生きているうちに自分の為に使う保険は兄から加入しているので

これは60歳までに死亡すると2000万円が受け取れる商品。

退職金の無い自営業者にとっては配偶者への謝礼みたいなものですね。

いずれ入籍したら受取人を配偶者に書き換えます。

その辺のことは兄に話していないから適当に誤魔化す。


働けるうちは働くのが私の信条なので

死なないと給付されない保険は最低限のものでよい。

自分の命に値段を付けるような保険の話が面白く無いのです(-_-;)

私にとって大事な事はこの保険会社を継続する事。

父が興した会社を引き継いでいるだけにそんな気持ちが強い。

つまらない拘り。


以前に近所の自営業の御主人が大病をしてしまい

奥様が「早く死んでしまえっ!」と罵っていたのを見たことがある。

その奥様は生命保険金が入って駅前にスナックを開業。

一時は華美な装いで羽振りも良さそうだったが

やがて経営に行き詰まり借金に追われる生活に陥った。

自身も病魔が襲って片足を引きずりながらパートに通っている。

誰も助けてくれない晩年を自分で招いてしまったような感じです。


イブさんのブログ記事にもありましたが

夫婦ならば自分の力ではどうしようもない状態になったとき

助け合うのが私の理想です。

自分が病気になったときだけでは無くて伴侶の介護をする覚悟が無ければ

自分も介護をしてもらえないと思う。





コメント (4)
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