新木場で梁を探し求めて

小雨降る金曜日の午前中は新木場内で支払いをして回った。

加工所から材木問屋、材木市場へ１０月分の支払いを済ませたのです。

会社を出発する直前に注文を受けたのは松梁です。

木造住宅の天井裏を覗けば何本も見つける事が出来ます。

木の町新木場へ出掛けるところだったので丁度良かった。

支払いで訪問した問屋に在庫が無く、市場にも在庫してない。

木造住宅には必ず使う梁がどこにも売っていないのです。

取引は無いが新木場内に１軒だけ梁を在庫してる問屋で現金で支払い買ってきた。





この現状が恐ろしいと感じている。

流れを変えようとする者が誰も居ないのが寂しい。

築地市場（現豊洲市場）もそうだがスーパーや回転すしで消費される魚が市場を介さず

産地から直接買い付ける時代。

地元で建設される建売住宅に使われる木材も新木場を介さずにプレカット工場から直接届いている。

木の町新木場は蚊帳の外に追いやられているのに変わろうとしない業界。

合法木材認定制度は自分たちの首を絞める行いだと感じてる。