しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

信用って大切

2018-11-27 16:06:20 | 日記
廃業後にお得意さんを引き継いでもらうべく同業者を訪ねた。

数年前に父親が亡くなり現在は姉夫婦と弟の3人で営んでいるが

訪問時は誰も居なくて事務所は開いてたので一応声を掛けてみたが応答はない。

近所の方が「今は配達に行ってるよ、電話してあげようか?」と声を掛けてくれたので

「あっ、いえいえ、同業者で寄っただけなのでまた来ます」と帰ることにした。

気になったのが事務机から応接用のテーブルの上まで書類が山積みになってること。

これには父が亡くなった頃の自分も同じ経験があり混乱の中にあると感じ取った。


後日、市場の営業さんとの会話で取引停止の事実を聞かされた。

この市場だけでなく定例会で使用させてもらう市場も取引停止となっているらしい。

この地域で材木屋を営業するなら主力の仕入れ先である2カ所の市場から締め出された事になる。

生前の父の口癖が「商売を続けるうえで仕入れ先は大切にしないといけない」だった。

私も父が亡くなった頃に肝に銘じていたのが自分の給料の支払いが遅れても

仕入れ元への支払いは絶対に遅れるな!です。

仕入れが出来なくなったら商売そのものが続行不能に陥るからね。

帝国データバンクや商工リサーチ等の信用調査会社がやってきては決算書を見せろ!と要求されたが

跳ね付けた。

これまでの会社の信用実績は父が築いたものであることを思い知らされた瞬間です。

私を信じてもらうにはどうしたらよいのだろうか?と考えた末に

支払期日だけは守ろうと思った。

運転資金が乏しい時は仕入れる量も控えて支払い能力を超えなかった。

それなのに補償金を要求した柏の市場はこちらから取引を断ったりもした。

毎月の支払いを滞ることも無く取引を続けているのにこんな要求は失礼です。

買ってやってる的な態度は微塵も無いのに一方的に「売ってやる!」的な態度に腹が立ったから。


引き継いでもらうお得意さんは官公庁工事が100%なので信用が重視される。

残念だがこの同業者は「信用」に問題があるので諦めましょう。

先代の親父さんからは多くの事を学んだが自分の子供達には伝わっていないみたいです。



コメント (2)
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喪中はがきにビックリです。

2018-11-27 00:10:20 | 日記
隣町で兄弟で塗装業を営む弟さんが亡くなった。

私より1歳年上の54歳でした。

交流があったのはお兄さんの方でしたが弟さんが先に亡くなりさぞ気落ちしているでしょう。

このところ何度も工場を訪問しておりますがなかなかお会いできません。

1人で会社を切り盛りするのは大変です。

自営業者で早死にするのが50代の働き盛りが多い。

仕事に追われて病院へ行くのが遅れてしまうのが運命の分かれ道なのでしょう。

自覚症状は本人にしか分かりません。

周囲から何と言われようが医師の診察を受けましょうよ!

死んでしまったらすべてが終わりです。

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