しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

栄転

2018-12-13 00:10:20 | 日記
ちょっと懐かしいような頑張ろうって気持ちにさせてくれる歌です。


カリント工場の煙突の上に 玉置浩二



トラックの荷台の修理に手こずり 年賀状の印刷依頼が遅れてしまった。

最近では印刷屋さんに注文をするようになりました。

定型文に一言添える際、印刷屋さんが文面をチェックしてくれるしレイアウトも校正してくれる。

材木屋としては最後の年賀状になるので短い挨拶文を考えてみた。

チェックしてくれるのは若社長のお嫁さんです。


 栄 転

 時代の変化と体調不良により材木屋の業務を三月末で終了する事になりました。

現在は千葉県大網白里市に土地を借り、春の作付を目指し週末農家として汗を流す日々


一般的にはサラリーマンが転勤する時に使われる栄転と言う言葉。

地方の支店に飛ばされるのではなく、激戦区である支店に転勤後は本社勤務となるような

出世コースを歩む転勤の意味ですよね。

昇転や飛転と言う語句も検討したが昇天や飛天では人が亡くなった時の用語なので

あえて栄転と言う単語を自分に当てはめてみた。

会社を廃業するのは倒産や定年退職ではなく農家へ転業する為の区切りなのです。

自営業者ゆえの会社を畳まないと次へ進めないと言う意味を込めている。

飛翔や旅立ちでは卒業文集のタイトルみたいだし。

無駄のない短い文面で意味が分かるのが日本語の美しさです。

簡略語とは違うよー


国語の成績が悪かったのでこうして印刷屋さんの知恵を借りて文章を完成させる。

いつもは印刷屋の社長の母親にチェックしてもらい

「ちょっと表現が回りくどいかしらねぇ~」と叱られていたが今回は合格点をもらえそう^^

一人での仕事って周囲に助けられて成り立っている。

独力でここまで頑張ってきたと驕った気持ちで居ると人として成長しない気がするしね。

コメント (4)
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