入院７週間目のガリ君を見舞った

風の冷たい日曜日。

前日の日中を寝て過ごしたのにいくらでも眠れるような気がした。

私が家に居ると猫達は外にも出ず、一緒に過ごすのですね。

１０時過ぎにガリ君の大好物の「焼きささみ」を手土産に見舞いに行った。

左目の周囲の皮膚がまだ再生されていないがとても元気にしている。

治療費の心配もあるけど一言も発しないで先生の判断に任せている。


実は前夜に彼女と３週間ぶりに会って話をした。

この４年間、休むことなく毎晩、駐車場で会っていたけど近所の目もありもうやめた。

土手の野良猫の餌やりに付き合って地域猫活動に同伴しただけです。

彼女はこのブログを読んでいるから私が怒って会わなくなった理由は分かっているだろう。

「ねぇ、Kちゃんに一つお願いがあるんだけど」

「独身のお友達を紹介して！千葉で農作業を始めたら出会いがなくなるんだよ」

「えっ？」なんでそんなに驚くの？ってほどの反応をした彼女。


＊＊＊＊＊中　略＊＊＊＊＊


「あたし、結婚してないよ！」

「それは入籍してないだけで一つ屋根の下に暮らす男がいる事に変わりはない」

何も決められない２人なのでしょう。

入籍を迫るか、彼を家から追い出すか彼女が決めなくてはいけません。

私は蚊帳の外の存在でしかない。


１０月に乳がんで片方の乳房を切除した従妹のYちゃんは旦那を家から追い出した。

一人息子が小学校入学を控えているのにまた仕事を辞めたからです。

子供の教育費が心配なのに自分本位の考えだけで仕事を辞める旦那に愛想をつかした。

女の家に転がり込む男はだらしない奴が多い。

毎月の支出の中で一番大きいのは家賃です。

家賃を差し引いた残りの給料で生活するのは大変だから歯を食いしばって仕事をする。

足りない分は嫁さんがパートに出て助ける。


彼女とぎこちない会話をしてると

「今日、あずきを病院に連れて行った時にガリ君に会っておいたよ」

もう二度と会わないと決めた彼女と会ってきちんと話し合おうと思ったのは

猫の縁でしょうか？

猫の事でここまで考え方が一致できる女性に今後出会えるだろうか？

未練がましい男だにゃぁ～