goo blog サービス終了のお知らせ 

しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

消費増税でデフレからの脱却を!

2019-02-28 00:10:20 | 主張
増税反対を主張する方達は経済の仕組みが分かっていない気がします。

長らく日本は円高を放置してたので安い中国製品が押し寄せて物価が大きく下がってしまいました。

景気が悪いと安い物しか売れず、国内生産品は中国製品の台頭で相場は崩されて

100円ショップで売られている物はどう考えても国内で生産したら採算が採れない。

中国の繁栄は人民元を対ドルに対して固定相場で保護されていたからだが

変動相場制になってからは経済成長に陰りが見えている。


安い輸入品に押されうちで扱う木材も30年程、同じ価格の製品が多い。

粗利益率も変えていないので給料も据え置いたままです。

個人商店の多くが似たような状況にあえいでいるはず。

もしも勤続30年もの間、給料が変わらなかったらその会社に留まりますか?

定期昇給のある勤め人と自営業者の収入格差はこれが原因でしょう。

町工場も同じで加工賃は据え置いたままか下がっているはずです。

かつて日本製品にアメリカ国内の仕事が奪われたように

今は中国製品に日本国内とアメリカ国内の仕事が奪われているのです。

トランプ大統領が中国を叩いている理由です。


いつもローソン限定のボスの缶コーヒーを買うが¥93で売られている。

税込みで¥100で売るための価格設定はメーカー側に負担を強いるのです。

メーカー希望小売価格は¥130の品物なので自販機では定価で売られている。

うちの自販機でも¥100特価品はあるが仕入れは同じで利益を減らす販売方法です。

売上は上がるが利益は減りますよね。

また、うちの木材でも10枚入りの製品をばら売りすると¥280×8%=22円40銭で四捨五入され

ばらで10枚売ると¥40のマイナスになる。

まぁどうでもよい話ですね。


私は消費税を8%→10%に増税する事に賛成です。

年金生活者にとっては2%の増税が本当に死活問題なのでしょうか?

生卵10個入り1パック¥98で売られているが餌代を切り詰められた鶏たちが可哀想。

狭い鶏舎の中で餌を食べて卵を産み続ける機械のように酷使される。

昭和40年代、母の買い物に一緒に行って卵1個の値段が¥19くらいが相場だった記憶がある。

あれから40年以上経ち物価の上昇率からすれば現在の適正価格は卵1個¥100?

その値段では買う人が居なくなるのかな?

戦後までは卵って栄養価の高い高価な貴重品だったような(映画のシーンとかから学んだ)

物価が安過ぎると生産者も販売者も苦しい。

現役で働く立場の意見だともう少し物価が上昇してくれないと稼ぎも増えない。

消費税増税が起爆剤となってデフレからの脱却が期待できます。

私の事を増税推進派とレッテルを貼らないで下さいね。

反対する事は実に簡単な事です。

前に進むための決断を!





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする