しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

大きなお世話だよ

2019-04-23 00:10:20 | 主張
大島 てる 事故物件 と言う専門のサイトがある。

当然、うちのマンション火災も掲載されていた。

住所から建物名称・部屋番号まで詳しく書いてある。

確かに入居者が火災で死亡しているがそれがなんだと言うのだろうか?


もう15年ほど前になるが自宅の隣の木造アパートの1階で火事があり

自宅の網戸が溶ける多少の被害はありましたがよく知る方だっただけに

掃除を手伝いましたよ。

自宅の玄関の真横の部屋は衣類の仕上の仕事をする場所でした。

2人の息子さんは私より10歳近く年下ではあるが面倒見が良く親みたいな存在。

長年夫婦で仕事をしていたが奥さんが急死されてからご主人は鬱病になってたみたいで

仕事部屋で灯油を被って焼身自殺だった。

マスコミの取材に息子さんは激怒してたが当たり前だよね。

親父さんを良く知るだけにこんな最期を迎えて私もショックだったのです。

私にできる事と言ったらアパートの廊下を掃除する事ぐらい。

男気のある方だけに周囲に弱音を漏らすことも無く一人で抱え込んで苦しかっただろう。

目の前の自宅には今も長男さんが一人で暮らしてます。

金融機関に勤め、休日は草野球を今も続けて真面目に生きている。

火災の起きた部屋はベニア板で囲われたままだったが今は建売住宅が2棟建っており

2つの家族が幸せに暮らしている。

そんな過去の事も忘れ去られてしまうだろう。

コメント
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