自動車メーカー勤務でフィリピンに駐在する従弟がコロナに感染。
健康保険制度のない国の病院に入院したら掛かった医療費が95万円だったそうです。
一年前に癌で手術入院した東京医科歯科大付属病院でもスタッフ不足のために
一般病棟のA棟を閉鎖して差額ベットしかないB棟に入院しました。
6人部屋だがロッカーや冷蔵庫を備えたシステム家具で仕切られている大部屋です。
1日当たり¥6,050を自己負担させられました。
コロナ患者を受け入れるために一般病棟の入院患者に負担を押し付けていた。
ではコロナ患者の負担額はどうなのでしょうか?
病室も6人部屋を1人で利用する隔離態勢で病床をひっ迫させるので
当然差額ベット料金を負担させるべきなのです。
国立病院でも個室となると1日当たり¥16,500~¥88,000の自己負担額が発生します。
例えばコロナ病床に差額ベット料金として1日当たり¥30,000とすれば
2週間の入院で医療費の他に自己負担額が36万円となる。
これにより空きベットのある私立病院がコロナ患者を受け入れるようになり
医療のひっ迫が緩和されます。
こうした提案が何処からも出てこないのが現代日本の悲しい部分です。